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紫耀side
「おやすみ、じん」
神「うん、紫耀もおやすみ」
廉をゆっくりベットに寝かせて
俺らも廉を挟むように眠りに付いた＿。
＊
＊
廉「しょー…っ」
「んぅ？どうしたぁ？」
朝早く、廉の声で目が覚めた
廉「んっ、ふぇっ」
「大丈夫、大丈夫。おいで？」
起き上がって、泣きかけてる廉を
抱っこしてあげれば
昨日のように、強い力で抱き付いてきた。
「紫耀もじんも居るよー？」
じんを起こさないように、小声で
廉にそう伝えながら、背中を優しく摩る。
廉「んっ…」
「怖い？」
その言葉に、かすかに頷く廉。
俺を起こしてくれたって事は
俺が起きる前には起きてたって事だもんね。
少しの間でも、1人の時間があるわけだから
恐怖しか感じられないよね
「大丈夫、だいじょーぶだよ？怖い伯父さん来ないからね」
＊
＊
それから少しづつ、落ち着いてきて
疲れた廉は、また眠りに落ちた。
＊
＊
そしてその日から、廉は悪夢を見るようになった。
廉「っ、はぁはぁっ…やぁっ、助けてっ…しょっ…」
「廉、廉？大丈夫だよ。起きて？」
汗をびっしょり掻いて
胸元を押さえて、荒い呼吸を繰り返す廉。
神「れん、起きて？大丈夫だよ？」
じんと2人、声を掛け続けると
ゆっくりと目が開いた。
廉「はぁっ、はぁっ…んっ、こわっ」
「うん、怖かったね、でも夢だから大丈夫だよ」
起きて俺と目が合うと
すぐに抱っこを求める廉。
「大丈夫、大丈夫だよ」
廉「んっ、バイバイやぁ」
「バイバイ嫌だね。でも大丈夫。廉の事は俺が守るからね」
そして、その悪夢の所為で
発作を頻発して起こすようになってしまったんだ。
神「お薬のも」
廉「ん、ぁ…」
黒崎先生が飲みやすいように
小さくしてくれてるから
お薬が大嫌いなちびれんくんでも
すんなり…とはいかないけど飲めるようになった。
「よく飲めました」
それから少しして、発作も治まった。
けど、この日を境に
廉は寝るのを怖がるようになってしまったんだ＿＿＿。
＊
＊
廉「いややぁ、寝えへん〜」
「寝ないと明日しんどくなるよー？」
廉本人も
寝なきゃダメ・寝たいって
分かってるみたいなんだけど
恐怖心の方が勝っちゃうんだ。
それでも、眠気に限界が来て
眠ってしまうって言うのがここ最近のお決まりで…
神「酸素付けとこ」
「だね」
発作を頻発してるから
酸素も手放せなくなった＿＿。
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黒瀬優花(プロフ) - 柳りゅさん» 柳りゅさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまいすいません汗そう言ってくださってとっても嬉しいです^^昨日更新出来なかったので、今日こそは更新したいなと思っておりますので、待っててくださると嬉しいです♪ (2021年12月15日 10時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
柳りゅ - ちびれんのつづき楽しみです🖤🖤 (2021年12月14日 20時) (レス) @page40 id: 4827c2bff1 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - はい (2021年12月8日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - H、Hさん» H、Hさん、こちらこそありがとうございます。私なりのペースではありますがこれからも更新頑張っていきますので、よろしくお願いします(__) (2021年12月7日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - ありがとうございます。これからも頑張ってください (2021年12月7日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年10月4日 22時
