▽ ページ33
紫耀side
男「人見知り激しいんですか？」
「はい、昔っから人見知りちゃんで…、初対面の人には目も合わせられなくて」
男「うちのかなたも廉くんくらいの時、そうでしたよ」
なんて、先輩パパみたいで
色んな話に花を咲かせる。
「今はそんな風に見えないですね」
男「いつからか、急に…笑もう、沢山の人に声かける子になっちゃって…」
それはそれで大変です。
って笑いながら話してる。
＊
＊
ほんの一瞬の出来事だったと思う。
男「かなた、どうした？」
かなたくんが焦った表情で
俺らの方に走ってきた
「え、ほっぺ血が出てるじゃん」
近づいてきて分かった
ほっぺを怪我してることに。
男の子「それよりも、廉くんが！！」
「え！？廉が？」
その時、嫌な予感がよぎった＿＿＿。
男の子「変な黒いスーツの人に…」
__連れてかれた
その言葉を聞いた瞬間、頭の中が真っ白に…
「え、連れてかれた？」
男の子「うん。遊んでたら急に。ごめんなさいっ、」
そう言って泣きはじめてしまったかなたくん。
「大丈夫。かなたくんの所為じゃないよ。俺もちゃんと見てなかったし、」
男「今ならまだ近くにいるかも」
かなたくんパパの言葉に
ハッとして、気づいたら体が動いてて
じんに電話を掛けてた。
＊
＊
神(え、紫耀。もう一回言って？)
「廉が、黒スーツの男にさらわれた」
神(っ、と、とにかくすぐそっち向かう！！)
じんに伝えると
やっぱりすぐには理解できてなくて…
でも2回目の説明で
何とか頭が回った様子のじんは
こっちに向かう。そう言ってくれて
俺は周辺を探しながら
じんの到着を待つ事に＿＿＿。
＊
＊
神「紫耀！！」
「じん！」
走って探してると、後ろからじんの声が聞こえて
振り返ると、息を切らしたじんの
姿が視界に映って
廉はまだ見つかってないのに
誰かが傍に居てくれる。
それだけで安心した。
神「どこで見失ったの？」
「それが…」
かなたくんの話によると
この辺りで遊んでたら
急に男の人に話しかけられて
廉の事を見た瞬間、目つきが変わって
抱き上げて、ハンカチを口に当てて
グッタリした廉を連れて行ってしまったとのこと。
それをじんに説明する。
神「小さい子だから、ナンバーとか見てないしね」
「うん。怪しい車も見つかってないんだ…」
比較的すぐに
動いたつもりだけど、全然怪しい人影も
怪しい車も見てないんだよね。
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黒瀬優花(プロフ) - 柳りゅさん» 柳りゅさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまいすいません汗そう言ってくださってとっても嬉しいです^^昨日更新出来なかったので、今日こそは更新したいなと思っておりますので、待っててくださると嬉しいです♪ (2021年12月15日 10時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
柳りゅ - ちびれんのつづき楽しみです🖤🖤 (2021年12月14日 20時) (レス) @page40 id: 4827c2bff1 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - はい (2021年12月8日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - H、Hさん» H、Hさん、こちらこそありがとうございます。私なりのペースではありますがこれからも更新頑張っていきますので、よろしくお願いします(__) (2021年12月7日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - ありがとうございます。これからも頑張ってください (2021年12月7日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年10月4日 22時
