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海人side
ご飯も食べ終わり、すっかり機嫌が戻った廉。
廉「かえりゅ？」
紫「まだだよー？先生のお話し聞いてから」
廉「んぅ…」
さっきから廉は帰りたくて仕方ないらしく
ずーっと紫耀に「帰る？」って聞いてる。
「早くお家帰りたいねー」
廉「あいっ」
そうだよね、
苦手な場所にずっといるなんてしんどいよね。
＊
＊
なんて思ってたら、渡辺先生が呼びに来てくださった。
渡辺先生と目があった瞬間
廉の目には涙が溜まっていく。
「大丈夫。今度は何もないよ。お話し聞くだけ。ね？」
その問いかけに小さく頷いて
紫耀の服をぎゅっと強く握りしめてる。
そんな廉の頭を撫でてから
みんなで診察室に向かった。
診察室に入ると、黒崎先生が居て
座るように促されたんだけど…
廉がギャン泣きしちゃって…笑
紫耀が座ろうとすれば、更に火が付いたように泣くもんだから
紫「岸くん、前座っていいよ」
岸「おう」
紫耀が諦めて、後ろの方で
ゆらゆらしながら廉を落ち着かせつつ
話を聞くことになった。
＊
＊
先「検査の結果、心機能の低下がだいぶ落ち着いてることが分かりました」
「え、それって…」
先「はい。下がってた心機能は、この前入院した時よりも下がってないっていう事です」
前に、ちびれんが初めて入院した日に言われた言葉。
"心機能の低下が見られる"
その言葉は、きっと一生忘れないものだと思う。
心機能が低下してしまったため
自宅での酸素療法を取り入れたんだ。
先「先日もお話しした通り、1度低下してしまった機能を、今現在の医療で戻すことは出来ません」
「「はい、」」
そう、今の医療じゃ
低下した機能を回復することは難しいため
酸素投与と薬を飲んで
低下を防いでいたんだよね。
先「ですが、もう大丈夫そうなので、この前から飲んでいた××薬は一度やめてみましょう」
「本当ですか？！」
先「はい。れんくん、よく頑張ったね」
廉「あいっ！」
俺らの後ろで泣きながらでも
耳に声が届いていたらしい廉は
先生の褒めてくれた声に反応してた笑
岸「よかったぁ〜…」
神「先生、ありがとうございます」
先「いえ。ただ…」
先生にじんがお礼を言った後
声色を変えて、更に話をつづけた。
＊
＊
先「ただ…酸素療法は今後も続けて行った方が良いかなと…」
「え、」
その言葉に頭が一瞬で真っ白になった。
どういうこと…？
終わるわけじゃないの＿＿？
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黒瀬優花(プロフ) - 柳りゅさん» 柳りゅさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまいすいません汗そう言ってくださってとっても嬉しいです^^昨日更新出来なかったので、今日こそは更新したいなと思っておりますので、待っててくださると嬉しいです♪ (2021年12月15日 10時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
柳りゅ - ちびれんのつづき楽しみです🖤🖤 (2021年12月14日 20時) (レス) @page40 id: 4827c2bff1 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - はい (2021年12月8日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - H、Hさん» H、Hさん、こちらこそありがとうございます。私なりのペースではありますがこれからも更新頑張っていきますので、よろしくお願いします(__) (2021年12月7日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - ありがとうございます。これからも頑張ってください (2021年12月7日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年10月4日 22時
