ちびれんくん4

▼ ページ48

海人side

それから、紫耀達が帰ってくるまで

昼寝したり、2人でお絵描きしたり

色々して過ごしてると


きしひら「ただいま〜」

廉「しょー！ゆーちゃ！」


きしひらが帰ってきました。


「おかえり。お疲れ様」


俺も廉の後ろから顔を出して

おかえり。そう言うと

優しい笑顔の二人。


岸「ただいま。うまく出来たか？」


ちびれんを抱っこしながら

そう聞く岸くんに…


「うん！めっちゃ良さそうな感じ！廉の色センスが光っててさぁ」

紫「お！まじ？れん綺麗に色付けできたの？」

廉「あい！めーばからー？」

「うん。メンバーカラーの色にしてくれたの」


メンバーカラーが言えてないところが

可愛すぎて、3人して笑ってしまった。



・



それから、神宮寺と玄さんが帰ってきて

廉は更に嬉しそうな顔に。


玄「上手く作れた？」

廉「あい！かんぺき！」


ふふ、もう廉みんなに褒められて

嬉しそうでずっと、ニコニコしてる。笑




・
　


廉「まだー？」

紫「まだだよー笑」


さっき廉には説明したんだけど

やっぱり待ち切れないみたいで


ずっと紫耀に聞いては

あい！って返事して


また数分後にまだー？って聞いて。

それの無限ループ。笑


「れーん、ちょっとおいで〜」

廉「あい！」
　

何回も聞くのは別に大丈夫だし

答えるのも苦じゃないんだけど


ちゃんと廉が分かるように

教えてあげるのもお兄ちゃんの役目かなって。


だから、廉を抱き上げて

リビングの壁に掛けてあるカレンダーの前に

廉を連れて行ってあげて


「れん、これ見れる？」

廉「あい！かれーだ？」

「そう。カレンダー。今日がここね」


今日の日付のところを指差す。


廉「あい！」

「でね、さっき作った琥珀糖さんが食べれるよーってなるのがここ」

廉「ここ、？」

「そう。だからね、この日になるまで待てるかな？」

廉「あい！れー、いいこ！」

「ふふ、そうだね。廉いい子だから待てるもんね」


分かってくれたみたいで良かった。


「食べれるよーっていう日にシールさん貼ろっか」

廉「ぺったんしゅるー！」


さっき実はポッケに

シールを忍ばせてたんだよね笑


シール貼ってればすぐに

分かると思うし楽しみが増すかなーってね笑


廉に渡すと嬉しそうな顔で

完成する日に貼ってくれた



・



それから、夕飯を食べて

いつもなら遊ぶ時間なんだけど


琥珀糖を作ったからか

お眠な廉くんは機嫌が悪くて


紫耀と先に寝に上がりました。

▼→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す