ちびれんくん2

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海人side

「あ、おかえり〜って機嫌悪いね笑」

岸「そうなんだよ、お腹空いたみたいでさ」

廉「ふぇぇ…涙」


お風呂から上がってきたちびれんくんは

どうもお腹が空いて、機嫌が悪いみたいで、


岸くんの腕の中でわんわん泣いてます笑


「俺らのお風呂は後回しにして、先にご飯にしよっか」

紫「だね。れーん、今ごはんになるよー？」

神「もう少し、じん達と電車で遊んでよ？」

岸「いいのか、みんな」

玄「うん。いーよ。廉が最優先だもん」


みんな廉に甘いし、優しいから

俺の意見に賛成してくれて内心ほっとした笑


岸「だな。じゃあ、おじいごはん作ってくるから、紫耀たちと遊んで待っててな？」

廉「ふぇぇ…グスッ…あぃ〜涙」


岸くんから紫耀に抱っこされて

岸くんはキッチン。俺らは和室へと向かった。


「ほら、廉見てみー？かっこいいねぇ〜」

廉「ヒック…ん、ガタンガタン、しゅる…涙」

玄「うん、動かしてみよっか」


この新幹線は、レールの上に乗せると

自動で動いてくれるの！


凄いよね笑

少し前までは廉が、自分で走らせてたんだけど

この前、おじいが買ってきてくれたんだ。


廉「もう一個、」

紫「お、こっちの新幹線も乗せる？」

廉(コクン)


2台走らせたいみたいで、もう1つ

廉がお気に入りの車両を乗せると…


廉「ふふ、はちった！」

神「かっこいいねぇ」

玄「凄いね〜」


もうみんな、廉の機嫌を保つのに必死、笑

せっかく笑顔が見えてきてるんだもん。


泣かせたくない。



＊



廉「んふふ、紫耀、駅員しゃん！」

紫「え！？俺？」

廉「あい！やってぇ！」


そして、廉からの無茶ぶり。


廉「キャハハッ！笑」

紫「はずっ！」


廉からの無茶ぶり、最初はヤダヤダ言ってた紫耀も

気づけばノリノリでやってるし、


そんな紫耀を見て、嬉しそうに手を叩きながら笑ってる。


玄「あの癖、抜けてないね」

神「うん」


ホント、廉の豪快な笑い方は

今の健在です笑



＊



岸「おまたせ！ご飯できたぞ！」

廉「うわぁーい！」

岸「おっと、おまたせ。食べよ！」


そんな事をしてたら、ごはんが出来たみたいで

岸くんが和室に呼びに来てくれて…


廉は相変わらず、おじいに猛突進。笑


椅子に座れば、誰よりも早く

「いたーきましゅ！」


そう言って、フォークとスプーンを上手に使って

食べ始めたちびれんくん。


「よっぽどお腹、空いてたんだね」

玄「だね笑」


それから俺らも食べ始めた。

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