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海人side
廉「はぁはぁっ…ごほっ、はぁ…」
「お疲れ様。しんどいのによく頑張りました」
着替えが終わった頃には、ぐったりしちゃった廉。
そうだよね、熱高くてしんどいのに
着替えの為に動いたから、今の廉は少しの動きでも
しんどいし、息が上がっちゃうよね。
紫「はい。すぽどり」
「ごめん。ありがと」
さっきから紫耀がテキパキと動いてくれて
俺が欲しいなぁ〜と思ったものを渡してくれる。
紫「いーって。海人は廉に寄り添ってやるのが仕事。ね?」
「ん」
そうだ。甘えてきてくれてるってことは
これも、『赤ちゃん返り』が治る1歩ってことだもんね。
廉「ん、飲む…」
「あ、ごめんね。はい、どーぞ」
熱が高くて、喉が渇いてるのか
俺が持ってたマグストローに手を伸ばしてる廉
渡してあげれば、安定に零しながらだったけど
ちゅうちゅうと美味しそうに飲んでくれた。
廉「も、ないないしゅる…」
「はぁい、よく飲めました」
紫「これで脱水の心配はないね」
「うん。だね」
口から飲むのが1番!だもんね。
*
廉「んぅ…」
「眠くなってきちゃったかな?」
廉「あいぃ…」
体もスッキリして、飲み物飲んで喉が潤って
そしたら、怠さもあって眠くなってきた様子の廉。
しんどい時は沢山寝るのが1番!
寝て体力付けて、早く元気になろうね。
廉「すぅ…すぅ…こほっ、」
紫「寝れたね」
「うん」
少しだけ背中をトントンしてあげてたら
あっという間に眠りに落ちてしまった廉。
*
それから夕方近く、仕事に行ってたPrince組が
帰ってきて、真っ先に廉の心配。
神「顔赤いねぇ」
「うん、点滴2本受けてきたんだけどね…熱が高すぎるみたいでさ…」
玄「そっかぁ…赤ちゃん返りは何だって?」
紫「うん…」
紫耀がPrinceの3人にも病院で言われたことを
説明してあげてる。
岸「そっか、、やっぱり【甘える】ことが大事なんだなぁ」
「うん。先生がね、廉くんは特にそう言うの我慢しちゃうからねって」
神「だね。小さくなってもそこは変わらなかったみたいだし、」
そうなんだよね。
廉本人も、甘えたくない。頼りたくない。わけではなくて…
どうやって甘えたらいいか分からない。
頼りたいけど、頼り方が分からない。
甘えても、頼っても迷惑なだけになったらどうしよ
って色んな思考を張り巡らせちゃうから
こうやってしんどくなる事がある。
3「俺らも協力するから」
そう言ってくれた。
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黒瀬優花(プロフ) - 由夏さん» 由夏さん、こんにちは。お返事が遅くなってしまいすいません。そして、ちびれんくんとぶつかった男性に関しては、特に深く考えていないので、読者様の想像にお任せ。という形にさせて頂きたいです。これからも読んでくださると嬉しいです^^ (2021年6月18日 15時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
由夏 - ちびれんくん2の21ページです。 (2021年6月17日 14時) (レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
由夏 - ちびれんくん21ページで廉くんとぶつかった男性が誰か良いかアンケートとって欲しいです。また、廉くんと会わせて欲しいです。 (2021年6月17日 14時) (レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴー - 大丈夫です。黒瀬さんのペースでおねがいします。 (2021年5月9日 11時) (レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» こんにちは。はい、その時は小説内でお知らせしますので是非、リクエスト下さい笑 (2021年4月25日 12時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2021年3月15日 16時