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岸side
神「岸くん、もう一度説明して」
「お、おう____って感じで、」
ともう一度、ちゃんと説明をする。
玄「なるほどね…」
廉「ふぇぇ…ゆーちゃ、わりゅくないぃ〜涙」
紫耀たち4人が腕を組んで考えていて…
俺は怒られる。絶対怒られる。と覚悟を決めていて
廉は俺の腕の中で俺は悪くないと泣きながら言ってる。
紫「廉、岸くん悪くないよ」
「「え?」」
その言葉に、廉以外のメンバーが
驚いた表情で、思わずそんな声が漏れる。
紫「廉も悪くない。だから廉、もうえんえんお終い。ね?」
廉「ヒック…あぃ…涙」
紫耀がそう言ってくれて
廉は自分の袖で目元を拭いて
泣き止もうとしてくれてて…
俺はお手伝い。そんな意味を込めて
背中を摩ってあげれば、泣き疲れて
泣き止んだ頃には目がトロントロンで
俺の胸に顔をぐりぐりとしてきてる
「眠いな。寝ような」
そう言って、摩ってた手を止めて
優しくとん…とんしてあげれば
小さな寝息が聞こえてきた。
*
紫「岸くん、和室に寝かせてきてあげて?廉の事」
「お、おう」
紫耀に言われた通り、廉を和室に敷いてある
布団に寝かせてあげて、戻って来ると…
紫「ちびれんに岸くん悪くない。って言ったから、もう怒ってはないけど」
「うん…」
紫「気を付けてね。今度から」
「はい、それは深く反省してます、」
そうだよな
廉に怪我させて、怒ってない訳ねーもん。
廉があれ以上泣くと、心臓に
負担かけるからってことであぁ言ったんだってことも
よく分かってたし、廉が寝た後に紫耀から軽めのお説教
受けるだろうなってことも分かってた。
紫「うん。今度は皆で、電車に乗ろう」
「え?」
紫「別に岸くんが信用ない。とかじゃなくてさ、やっぱりみんなで行った方が、楽しいじゃん?」
海「だね!俺も久しぶりに新幹線とか乗ってみたいし!」
玄「うん!」
神「じゃあ、来月確か、全員オフあったからその時に出もいこう!」
と、気づいたら
みんな怒ってる顔…ではなく
いつも通りの優しい笑顔になっていて
「みんな、ごめん。ありがとう」
「「うん!」」
俺がそう言うと、とびっきりの笑顔で
そう頷いてくれた。
*
それから2時間近く寝ていた廉も
少し前に起床して…
廉「ふぇぇ…たいぃ〜涙」
「痛いなぁ…」
起きて数分はけろっとしてたんだけど
段々手が痛くなってきたみたいで
お気に入りの電車、そっちのけで
泣いている廉。
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黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさん、お返事遅くなり申し訳ないです。ちびれんくんsideのご感想下さりありがとうございます。そう言って頂けて安心しました。またどこかでちびれんside書くと思うのでその時はよろしくお願いします^^ (2021年3月15日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - こんばんわ〜。ちびれんくんside良かったです!めっちゃ可愛かったです! (2021年3月14日 23時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - remioさん» remioさん、こんばんは、初めまして。ちびれんsideのお話しに関しての感想コメント下さりありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。これからもちょくちょく書いて行きたいなと思ってるので、よろしくお願いします^^ (2021年3月14日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
remio(プロフ) - はじめまして。ちびれんsideのお話もとても良かったです!ちびれんのかわいさマシマシです (2021年3月14日 20時) (レス) id: afb0b1a5d0 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 時雨桃さん» 時雨桃さん、お久しぶりです。そして早速感想コメント下さりありがとうございます^^少しでも温かい感じを出そうと頑張って書かせて頂きました〜♪またリクエスト募集する際は小説内でお知らせいたしますので、その時は是非…笑素敵なリクエストありがとうございました。 (2021年3月14日 13時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2021年1月13日 19時