小町ちゃんはちょろかわいい2

やっちゃえ！ ページ6

小町side

『今日だけ、京都校に入りまーす、小町Aです！よろしくおねしゃーすっ！』


歌姫先生の提案で、今日だけ、京都校チームで野球をすることになりました、小町です！

「いらっしゃーい、A！」
「やっとか。」
「おかえり」
「よろしくお願いします！Aさん！」

三者三様のリアクションありがとうこざいまーす、

なんだか、東京のみんなの視線が痛いです。

「…おい、どういうことだよ悟」
「…ごめん。引き留めきれなかった」
「所詮、お前はその程度の男だってことだよ」
「しゃけ」
「加茂先輩の「おかえり」がなんかうざいですね。」
「…激しく同意」


「あんたらなにこそこそ言っての⁉さっさと始めるわよ！」



ということで始まりました、交流会2日目、野球！

東京高専VS京都高専！

『霞ー！やっちゃえ！』

「はい！がんばります！」

バッター三輪霞。

カキーンッ！

「打ち上げた‼」
「西宮まだ走るな‼」
「え！？なんで！？」
「ルール知らないなら先にいいなさい！」
「知ってるよ‼打ったら走るんでしょ！？」

桃はアウトになった。

次は加茂くんの番。

でもなんか虎杖くんと話しているうちに、バッターアウトになっていた。

なにやってんの。

そして、次は私の番。

「A！やっちまいな！」
「頑張れ！」
「ホームランいける！！！」
「Aさん！頑張って」
「オイ、釘崎。お前敵だろ」

皆の声援を聞きながら、バットを持った。

なにげに重いし、傷に響きそう。

「手加減はしねぇぞ！」

『もちろん‼』

バットを長く持って、構える。

でも、豪球過ぎて、三振だった。

お腹の傷が微妙に痛かった。

『……ごめん、みんな』

「「「「どんまい！」」」」



結局、京都校は2ー0で負けた。


でも楽しかったね。

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