小町ちゃんはちょろかわいい2

野球の日 ページ4

三輪side

こんにちわ‼
役立たず三輪です‼

自分で役立たずとは言いつつも「まぁそこまででもないっしょ？」と思っていました。

でも特級呪霊の襲撃でみんなが命がけで戦っている中、爆睡をかましてしまい肩身が狭いです。

あと私の刀折ったの誰ですか？
真衣のお姉ちゃん？

そんなこんなで中止と思われた交流会。
とりあえず、1日休みを挟んで

「プレイボーッツ‼」

私達は今、野球をしています。







「っつーわけでさ、色々あったし人も死んでるけど、どうする？続ける？交流会」

今朝、五条先生がみんなを集めてそう言いました。

あれ？そういえばAさんいなくない？

「当然、続けるに決まってるだろ」

「「「「東堂‼」」」」

「…その心は？」

東堂先輩が、なんか学生らしからぬことをおっしゃっていますが、三輪はAさんがいないことの方が気になって仕方ないです。

隙をみて真衣さんに聞いてみるも、真衣さんも知らないそうです。

その時でした。


『…おまたせ〜。』

Aさんが身体中包帯や絆創膏をつけながらやってきました。

「あ！もう！Aは寝ててって言ったでしょ⁉」

『えー、仲間外れですか⁉』

「ぐっ、そういうわけないじゃん！……ちゃんと座っててよ」

『はーい』


Aさんは私の横に座りました。
とっても光栄です！

「…あんた、大丈夫なの？加茂くんよりやばくない？」

『…死ぬかと思ったよ、ほんと。』

「いらっしゃらないので心配しました！」

『身体痛くて着替えるの時間かかっちゃった』

「無事でよかったわ」

「ほんとですね！」

プレイボーッルッ→←君が死んだら世界を滅ぼすところだった。

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