封印 ページ24
五条side
東京メトロ渋谷駅 B5F 副都心線ホームにて、死んだはずの夏油傑と会敵する。
刹那、視界が一転。
僕は、停止したエスカレーターの上にいた。
「…⁉」
近くの電光掲示板には「B2F」の文字。
僕は一瞬で理解した。
Aが領域展開を発動させたのだ。
「…まずい、」
嫌な予感がする。
僕はすぐに、先程まで自分がいた「B5F」にトんだ。
そこには、身体中から奇妙な根が生えたAと、心底驚いている表情の夏油傑。
「A！」
僕は駆け出した。
周りの人間なんて構いもせずに押しのけて、全力で走る。
「A‼」
彼女が、なにか小さく呟くのが聞こえた。
『…五条先生、あとは、たのみます…』
あと数メートル。
必死に彼女に手を伸ばす。
けれど、その手がAに触れる前に、彼女は小さな箱になった。
獄門彊、閉門。
「…あ、…A、うそ、だろ…？」
「まったく、やってくれたね小町A。私の計画がおじゃんだよ。」
そう言って獄門彊に触れようとする夏油傑。
赦せない。
赦さない。
「おい、汚ねぇ手でAに触るんじゃねぇ。クソ野郎」
「！」
「…コロス。…殺す、、オマエら全員ぶっ殺す！！！」
小町A、封印完了。
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シシマチ(プロフ) - さざんかさん» コメントありがとうございます。楽しんで読んでくださって、とてもうれしいです。更新頑張ります！ (2021年6月14日 21時) (
レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - わー！！気になるところで止まってらっしゃる；；更新お疲れ様です！めちゃ楽しませてもらってます！！続きも楽しみにしています！ (2021年6月14日 1時) (レス) id: 20c7caba78 (このIDを非表示/違反報告)
シシマチ(プロフ) - 43yomi1さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです。更新頑張ります！ (2021年6月11日 17時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
43yomi1(プロフ) - 初めまして！シシマチ様の小説とっても素敵で、思わず惹き込まれてしまいました…！更新楽しみにしてます…！！！！！ (2021年6月10日 15時) (レス) id: d2940ba0c0 (このIDを非表示/違反報告)
シシマチ(プロフ) - 小手鞠さん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね(^^) (2021年6月10日 0時) (レス) id: 5733ebb1d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シシマチ | 作成日時：2021年6月3日 21時
