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膝をついても援護する。 ページ34

伏黒side


加茂さんと戦っていたら、突然特級呪霊が現れた。

狗巻先輩の呪言にせきたてられ、俺たちは必死に逃げる。

その特級呪霊は、五条先生が前に言ってた奴だった。

いつのまにか、帳が降ろされていてあたりは薄暗い。

植物の根のようなものを操る呪霊の強さに、俺たちは抗えなかった。

「『ぶっとべ!』」

その呪言を最後に、狗巻先輩も血を吹いて倒れた。

「…クソッ!」

気がつけば、眼前に特級呪霊の拳が迫っていて、思わず目を瞑った。

が、一向に痛みは来ず、目を開けると、銀色に光る剣が幾重にも重なって、俺の前に壁を作っていた。

「これは、小町先輩の術式‥…。」

いつのまにか、俺たちの周りに、無数の剣が浮かび上がっていた。

「…小町先輩が、援護してくれてる…!これなら、勝てる!」

「恵ぃ!来たぜ!」

真希さんも合流して、真希さんの遊雲と俺の式神、それと小町先輩の剣で、呪霊を翻弄していく。

小町先輩の術式は特殊だ。

特級呪具「キャリバー」を無数に展開することができる。

一本一本の強度や形状を細かくコントロールすることができる上、誘爆がない。

誘爆がないというのはつまり、小町先輩が仲間だと認識している人間に対しては、それらの剣は働かない。

敵だけを切り裂く剣なのだ。

故に、小町先輩の術式は、攻撃する上でも援護する上でも重宝される。


その後、俺は腹部に、真希さんは肩に攻撃を受け、厳しい状況になった時、虎杖と東堂先輩が合流した。

痛い→←逃げろ!



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シシマチ(プロフ) - テーマソングさん» コメントありがとうございます!修正しますね(^^)頑張ります (2021年6月2日 16時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
テーマソング - 面白いです!ただ真人の一人称は僕じゃなく俺だったと思います!面白かったのでこれからも頑張ってください! (2021年6月2日 15時) (レス) id: 895c90ff24 (このIDを非表示/違反報告)
シシマチ(プロフ) - いくらのお寿司さん» あ!…ほんとだ…。すみません変換違いでした。ご指摘ありがとうございます。すぐに直しますね(^^) (2021年5月30日 8時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - 出張?の時のです。 (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - コメント失礼致します。乙骨優太。ではなく、乙骨憂太ですよ。憂が出てこないときは。ゆううつ。って書けば憂は出てきます (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シシマチ | 作成日時:2021年5月27日 22時

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