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ちょろい ページ23

夏油side

小町A。

噂には聞いていたが、すごくちょろい。

私は呪詛師だよね…? とか、
悟の教育はどうなっているんだ、とか、色々心配してしまったよ。

私の後ろを上機嫌でトコトコついてくる小町Aを、ちらりと見やる。

低身長に、幼なげな顔。
歩くたび揺れるポニーテール。

……本当に1級呪術師なのだろうか。

隣を歩く真人も同じようなことを考えているようだった。

そうこうしてるうちに店についた。

「さあ、着いたよ。」

『わぁ、おしゃれなところですね!』

私たちは、テーブル席につき、互いに向かい合って座った。

「好きなものを注文していいよ。」

『ありがとうございますっ!じゃあ、…このミートソーススパゲットウにします。』

「スパゲットウ?」

『あ、スパゲッティです。まちがいました。』

「私はコーヒーで、真人は?」

「僕いらなーい」

数分後、料理がやってきた。


『いただきます!』

彼女は、フォークでスパゲッティを綺麗に巻いて、口に運んだ。
そんな量は入れてないはずなのに、口が小さいからか、頬がハムスターのようにふくらんでいる。

『…おいしいです!』
「そうか、それはよかった。」

心底美味しそうに食べる小町Aに見惚れていたが、そろそろ話を切り出すことにした。


「食べながらでいいから聞いてくれ。私はフリーで活動している呪術師で」

『嘘ですね。あなたからは真っ当な匂いがしない。そちらの男性も、特級相当の呪霊ですね?』

「ッツ!…気づいていたのか」
「……へぇ…」

『私も呪術師の端くれなので』

「…嘘はやめよう。私は呪詛師、夏油傑。今日は君を勧誘しに来たんだ。」

全然チョロくない。→←スパゲットウ



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シシマチ(プロフ) - テーマソングさん» コメントありがとうございます!修正しますね(^^)頑張ります (2021年6月2日 16時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
テーマソング - 面白いです!ただ真人の一人称は僕じゃなく俺だったと思います!面白かったのでこれからも頑張ってください! (2021年6月2日 15時) (レス) id: 895c90ff24 (このIDを非表示/違反報告)
シシマチ(プロフ) - いくらのお寿司さん» あ!…ほんとだ…。すみません変換違いでした。ご指摘ありがとうございます。すぐに直しますね(^^) (2021年5月30日 8時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - 出張?の時のです。 (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - コメント失礼致します。乙骨優太。ではなく、乙骨憂太ですよ。憂が出てこないときは。ゆううつ。って書けば憂は出てきます (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シシマチ | 作成日時:2021年5月27日 22時

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