ごめんね ページ18
真希side
またはじまった。
真衣は、こっちに来るたびにAを土産で釣って、京都校に勧誘しようとする。
やめろっていってんのに。
アイツがちょろいのをいいことに。
『行くー!って言いたいとこだけど、東京のみんなが好きだから。ごめんね』
「よかったー!」
「…そう、残念だわ。まぁ、私は諦めないから。それはあげるわ」
『いいの⁉ ありがとうまいちゃん!』
「全く可愛いわね!アンタは!」
そう言って真衣はAの頬をむにむにしている。
「渡したならさっさと帰りなさいよ!」
「うるさい犬ね。まだあるわ。」
真衣はどこに持っていたのか、大きな紙袋を持ってきた。
そこから次々と、菓子の箱やら綺麗にラッピングされた袋やらを取り出し、Aに渡していく。
「これは歌姫先生からで、こっちが桃と霞から。これはメカ丸で、こっちが加茂くん、あとこの食事券が学長から。‥…こんなもんかしらね。」
まじか。
流石に引くな。
学長からのもあんのかよ。
『わぁ!こんなにいいの? ありがとう!後で電話しよーっと!』
「たしかに渡したわよ。それじゃA、交流会でね。」
『うん、ありがとう。ばいばい真衣ちゃん。』
そうして、東堂と真衣は帰っていった。
残ったのは、私と両手いっぱいにお土産を抱えて嬉しそうなA、それから呆然とした野薔薇だった。
『みんなで食べようね。』
「Aさんまじ天使」
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シシマチ(プロフ) - テーマソングさん» コメントありがとうございます!修正しますね(^^)頑張ります (2021年6月2日 16時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
テーマソング - 面白いです!ただ真人の一人称は僕じゃなく俺だったと思います!面白かったのでこれからも頑張ってください! (2021年6月2日 15時) (レス) id: 895c90ff24 (このIDを非表示/違反報告)
シシマチ(プロフ) - いくらのお寿司さん» あ!…ほんとだ…。すみません変換違いでした。ご指摘ありがとうございます。すぐに直しますね(^^) (2021年5月30日 8時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - 出張?の時のです。 (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - コメント失礼致します。乙骨優太。ではなく、乙骨憂太ですよ。憂が出てこないときは。ゆううつ。って書けば憂は出てきます (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シシマチ | 作成日時:2021年5月27日 22時