聖剣 ページ15
伏黒side
釘崎と小町先輩の一戦が始まって数秒で、決着がついた。
まぁ、予想はしてた。
小町先輩は小柄なのに、禪院先輩とまではいかないものの、体術に長けている。
俺も一度も勝ったことがない。
釘崎はいけると思ってたみたいだが、速攻で投げられてた。
「…つ、強い。…あんなちっちゃいのに、転がされた…」
「まぁ、アイツ1級だし、これくらいできて当然だろ」
「え⁉ Aさん、1級なんすか⁉しらなかった!伏黒あんた知ってたの!?」
「…まぁ」
『1級っていっても、下の方だよ。七海さんより弱いし。』
いや、小町先輩は七海さんとは、別のベクトルで強いと思う。
「どんな術式なんですか?私のは、金槌なんですけど」
『私は、剣を使うんだ。1級呪具で、「キャリバー」って言うんだけどね。これなんだけど』
と言って、小町先輩は、首にかけてあった剣を模したネックレスを取り出し、
『聖幻』
と、つぶやいた。
途端に5センチ程だった剣は、淡い光を漏らしながら、1メートルほどの長さ変わった。
「わぁ、綺麗!すごいわ」
「いつ見てもきれいだな、それ。」
「しゃけ」
「持ってみてもいいですか?」
『どうぞー』
釘崎が、小町先輩からキャリバーを受け取るが、それを持ち上げることはできなかった。
「えっ、なにこれおっも!ぜんっぜん、もてないんですけど!こんなのよく扱えますね」
『もう慣れちゃった。』
「たしか、キャリバーって20キロあるんだっけか。まぁ、野薔薇にはモテないわな。」
「うっさいパンダ!いつか絶対持ち上げて見せるんだから…!」
なんで闘志燃やしてんだ。
その後、先輩たちと何戦かしてるうちにあっという間に、お昼になった。
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シシマチ(プロフ) - テーマソングさん» コメントありがとうございます!修正しますね(^^)頑張ります (2021年6月2日 16時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
テーマソング - 面白いです!ただ真人の一人称は僕じゃなく俺だったと思います!面白かったのでこれからも頑張ってください! (2021年6月2日 15時) (レス) id: 895c90ff24 (このIDを非表示/違反報告)
シシマチ(プロフ) - いくらのお寿司さん» あ!…ほんとだ…。すみません変換違いでした。ご指摘ありがとうございます。すぐに直しますね(^^) (2021年5月30日 8時) (レス) id: 6141eb3956 (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - 出張?の時のです。 (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
いくらのお寿司(プロフ) - コメント失礼致します。乙骨優太。ではなく、乙骨憂太ですよ。憂が出てこないときは。ゆううつ。って書けば憂は出てきます (2021年5月30日 7時) (レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シシマチ | 作成日時:2021年5月27日 22時