魅惑のマシュマロ (ページ9)

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お昼はお弁当。

この学校に購買はあるんだけど、パンしか売ってないから買ったことがない。
まぁ、下まで降りてる時間があるならご飯食べたいし！

私のお弁当のはずせないメニュー。
それは、玉子焼き。

甘くて、最後に〆として食べるのが大好き。
この甘さに疲れも吹っ飛ぶってもんで！

翔「お、Aのかーちゃんの玉子焼きじゃん！もーらい♪」

『はっ？あ！ふざけんな！返せ、私の玉子焼きぃー！』

翔「うもぁーっ♪(ﾑｸﾞﾑｸﾞ)」

くっそぉ、取られた！
口いっぱいに頬張りやがって(泣)

『た、食べ物の怨みは恐ろしいんだからね!?』

潤「ちょっと翔さん、ニノにバレたら怒られるよ？A泣かしたって。」

翔「うっそ、玉子焼きくらいでお前泣くの!?」

『ぅ～っ(泣)』

泣くもんかぁ…！

潤「はい、俺が作ったやつだからだし巻きだけど…。」

『…良いの？』

潤「ん、あーん。」

『ぁー…。』

翔「…餌付けじゃん(笑)」

促されるまま、だし巻き玉子を食べさせてもらった。

カズとはまた違う優しさを持った作り主と同じように、優しい味が口いっぱいに広がった。

『おいひぃ…♪』