魅惑のマシュマロ (ページ23)

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潤「ねぇ、ニノからAに手出すなとか触るなとか…煩いくらいにlineが来るんだけど(汗)」

『えっ。』

翔「あー、俺も(笑)
もしかしなくても、ニノと付き合うことになったの？」

『え、ぁー…うん、昨日ね。告白されて。』

お弁当を食べながら話すものの、照れくさくて俯いて食べた。

翔「へぇ～…良いなぁ、あの抱き心地を独り占めするって訳か(笑)」

カズからのlineは私にも来ていた。
智くんと雅紀とカズの三人で写った写真つき。

『ねぇ、カズに写真送りたいから撮ってよ。

あ、三人で写るようにね？』

自撮りをするには腕が短い…から、二人に頼んだ。

潤「じゃあ、俺やるー♪
はい、チーズ！」

その瞬間、翔くんは素早く私に抱き付いた。

『ちょっ、何すんの！』

潤「あーあ、ニノに怒られるやつじゃん(笑)」

そう言う潤くんの手から、翔くんは私のケータイを奪って操作する。

『あ！何してんのっ、lineする気でしょ!?』

覗き込んでも、取ろうとしても。
ムカつくレベルで避けていく。

翔「よし、そーしん♪」

『あぁっ…もうっ、何て送ったの～…。』

阻止できなかったことに肩を落とした。