魅惑のマシュマロ (ページ19)

今日:22 hit、昨日:1 hit、合計:4,105 hit

・ページ19

各々、好きに過ごしているとオーブンが焼き上がりを知らせる音が聞こえた。

『あ、焼けた。』

雅「そうだ！…あっ!?」

『は？』

「「「「えっ!?」」」」

雅紀がこっちを向いて、何か取ろうと手を伸ばした。

その手が触っているのは…私の胸なんだけど！

てか、無意識か、無意識なのか!?
ムニュッてすんなーっ！

『ギャッ！揉むな！』

雅「ごごごっ、ごめん！

ぁ、でも柔らかい…イテッ！」

和「その手を離せ、あいばかー！」

智「相葉ちゃん、ズリィぞ！

俺も触りたい…イテェッ！」

和「ばっちぃ手を伸ばすな！」

『もーっ、変態がいっぱいだ！』

翔「えぇっ？まさか俺も!?」

『金曜日に抱き締められたからね！

きっと下乳を触ったに違いない！(嘘)』

和「ちょ、翔ちゃんマジか!?」

潤「俺はAの頬っぺたモミモミした♪」

和「…みんなして触ってる、だと…？」

カズが項垂れた(笑)
よし、騒いでる内に脱出だ！

コソッと部屋を出て、キッチンに行った。
パウンドケーキの焼き上がった甘い香りに深呼吸をして、ついニヤつく。

パウンドケーキを取り出そうとミトンを手に付けてたら、後ろから誰かに抱き締められた。

『えっ？』

和「俺…。」

『…オレオレ詐欺さんですか？

どしたのー？』

和「Aが油断するから、あいばかが触ったじゃないですか…。」

『いや、うん…ビックリしたけど。』

和「コレも、俺の…。」

…下からたゆん、って。
持ち上げるな！(恥)

『…あの、順番がまた間違われてますよ？』

ドキドキして、おかしくなりそう。

和「だってさぁ…。」

『あとで、ちゃんと話聞くから…ね？』

和「…はぁい。」

お、離れた…ふぅ。
パウンドケーキを取り出して、型から外して…っと。

カズが隣で楽しそうに手元を見てる。

『そろそろお昼だから、おにぎり運んでくれる？』

和「りょーかい♪」

さて、玉子焼きだけ作ろうっと。
卵は5個で良いかな？
砂糖を入れて、私の大好きな甘さに。
四角いフライパンで…3本分くらいにはなるかな。

いつの間にか戻ってきたカズ。
また見てる(笑)

味噌汁はインスタントで勘弁してもらって、またカズに手伝わせて部屋に運んだ。