魅惑のマシュマロ (ページ18)

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雅「Aー！久しぶりぃー♪」

私が着替えも済ませてカズと改めて話をしようとした時。雅紀がやって来た。

和「タイミング悪い…。」

雅「おっ♪ニノも来てるじゃーん！

久々だし、みんなで遊ぼうって事で翔ちゃんから連絡がきたんだよぉー。」

『そうなの？何か気遣わせたかー…。

よし、おやつ作ってくる！』

和「えっ、わざわざ？
いいよ、こんな奴らに手作りとか！」

『あははっ、じゃあカズは無しね(笑)』

和「ぅ…それは困りますけど(汗)」

二人を残してキッチンに入った。
これはお昼もいるコースかな…おにぎりも量産しよう。

ササッとパウンドケーキの生地に、自家製のイチゴジャムを混ぜて型に流してオーブンに。

おにぎりは瓶の鮭のほぐしみと、梅干しに鰹節を混ぜたものを具にして作れるだけ作った。

足りない分はラーメンでもすすってもらおう(笑)

1時間もしないで準備が出来たから部屋に戻ると、いつの間にかあのメンツが揃っていて笑った。

智「A～、久しぶりぃ～。」

座る場所を探していると、真横に立っていたらしい智くんに抱き締められた。

咄嗟の事に受け止めてしまった。

『うわっ、久しぶり(笑)』

和「はいはい、大野さんはこっちー(怒)」

って、私から剥がされて回収されていく智くん。

雅「A、ここ空いてるよ！」

私のベッドをバンバン叩いて言う雅紀。

『空いてるって、私のベッドだから(笑)』

潤「お、元気そうじゃん。」

安心したように笑う潤くん。

『うん、二人のおかげ。

翔くんもありがとね？』

その言葉にニヤッと笑って冗談めかす翔くん。

翔「ま、今日はそのお礼を期待して来てますから？(笑)」

『ご馳走しまぁす(笑)』

和「たまにはハンバーグ食いたいんだけど。」

昼から作るには手間のかかるリクエストをしてくるカズ。

『それはまた今度ね？(笑)』

和「えー…。」

不満そうだな、おい。