魅惑のマシュマロ (ページ12)

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翔くんにlineで説明したら、"マジか！"って返事が来た。

シオリちゃんにも訳を説明して、休み時間に屋上まで私の荷物を持ってきてもらって。

『ごめんね、シオリちゃん(汗)
早退するけど、月曜日はちゃんと登校するから！』

「うんっ、お大事にしてね？
またlineもする♪」

バイバーイ♪って手を振りあって、入れ違いに翔くんが怖い顔してやってきた。

翔「おい、A！何でいじめられてやり返さねーんだよ！」

『えー…面倒じゃん、反応したら相手が喜ぶだけだよ？』

翔「だ、だからって…お前が嫌な思いしてるのは我慢ならないんですけどぉー！」

あぁ、困ってる。
眉毛をハの字にして困ってる(笑)

潤「クククッ、翔さんがオネェっぽい(笑)」

『あはっ、心配し過ぎてオネェになんの？(笑)

じゃあ、おサボりに付き合わせちゃうけど…帰ろっか！』

行こう、と昇降口に向かって歩いた。
私は体調が悪い設定だから、ちょっとぐったりして見せたり(笑)

そんな私を見て、二人は小刻みに震えて笑うのを我慢している。

駐輪場で自転車に乗ると、あえて時間差で校門を出た。

集合はうちで。
お昼もそのまま食べようって事になってる。

あ、翔くんにお弁当を預けたままだ…。