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稜｢海はほとんどアイツから聞いただろ？｣
海｢おう｡思いっ切り振ってやったけどな｡モテてたと
してもタイプじゃねぇしそもそも俺の仲間傷付けて
それで好きとか言われてもね？www｣
稜｢海以外の4人もあいつの事は分かるだろ？｣
4人｢うん｡知ってる｡｣
アイツって誰なんだろ｡
稜｢Aにも大雑把に話したじゃん？その
俺に付きまとってた奴の名前はヒカリ｡5人も知ってる｡｣
アイツっていうのは稜雅が言ってた稜雅が自 殺しようと
思った原因の人の事か｡
稜｢ここからはAは少し知ってるけど多分
4人は知らない事が多い｡海はほぼ知ってるかな｡｣
海｢うん｡てか稜雅も過呼吸とかになりそうで
心配だから俺が話そうか？｣
稜｢頼んでもいい？｣
海｢うん｡じゃあ話すね？稜雅が虐められてるのに
俺達5人は全く気付けなかったんだ｡けどヒカリって
奴が稜雅に付きまとってることは知ってた｡そいつが
人気なのも知ってたけど流石にそれのせいで稜雅が
虐められてるなんて思わない｡でも俺達は稜雅が
コミュ障なのも知ってたし付きまとわれたくないって
相談も受けてた｡しかも稜雅はその時点で虐めを
受けてたらしい｡その時点で稜雅の異変に気付けてれば
稜雅を自 殺まで追い込むことは無かったんだけど
気づけなくてしかも俺達が気付いてない間に稜雅が
虐められてた期間は5ヶ月｡しかもヒカリって奴は
何か俺に近付きたくて稜雅にくっ付いててそれで
稜雅はいじめを受けてた｡まず稜雅が夏に長袖を
着てることに違和感を持ってれば良かったんだけど｣
佑｢ｳｩ…稜雅ぁ〜泣｣
稜｢はぁ…はぁ､｣
拓｢稜雅大丈夫か？それなのに気付けなくてごめんな｣
祐｢ごめん｡本当にごめん｡幼馴染なのにな…｣
この人達は本当に仲間想いのいい人達なんだな…｡
私もこんな友達が欲しかった｡羨ましい｡でも
それにしても稜雅も酷い目に遭ってたんだな｡
｢稜雅大丈夫？そんな事があったんだ､｣
稜｢ふっ､皆だい､じょーぶ！w｣
太｢まだ無理に喋らなくても｡もう少し落ち着いて
からでええよ｡これからAのも聞かなきゃやし｣
そっか､私も言わなきゃ｡落ち着いて話せば大丈夫｡
私には稜雅が居るし｡あんなクズとは違う｡
稜雅の友達だって居るし｡
稜｢じゃあAも話せる…？｣
｢ふぅ…､うん｡よしっ｡話す！｣
祐｢この中にAの事話せる人居なくてごめんね
話せなくなったら止まっていいよ｣
｢ありがと｡｣
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作者名：Ringo | 作成日時：2018年9月12日 20時
