酔っ払いにご用心 11 ページ25
主人公side
その後なんとか章大さんと大倉さんを章大さんの家のリビングのソファまで運ぶことができた。
運んでる時も、今も大倉さんは全く起きず、なんなら寝息がスース―聞こえるくらいぐっすり寝ている。
安「ほんまAちゃんごめんなぁ〜〜ありがとさんなぁ」
『あ、いえいえ！！章大さんがあそこで来てくださって本当に助かりました。私一人では到底運べなかったと思うので…(笑)』
安「大倉おっきいもんなぁ(笑)」
『たいそうおっきいですよね…(笑)』
さあ大倉さんも目的地に届けることができたし、帰ろうと玄関に向かう。
それを見届けようと章大さんは後ろからついてきてくださってることが気配からからわかる。
『それでは、また明日もよろしくお願いしますね…あ、』
章大さんの方を振り返って挨拶をしようとした時に、章大さんの足元に何か落ちていることに気づいた。
『章大さん、何か落ちてますよ』
安「え、ほんま？」
章大さんも足元に視線を向け、私はその落ちているものを拾おうとサッと屈んだ。
落ちていたのは、リング型のピアスで。章大さんが何かの弾みで落としたんだろうな。
『章大さん、これ章大さんのピアス…』
顔を上げて章大さんを見上げた時、ドキリとした。
章大さんの表情が明らかにおかしかった。
なんとも言えないような表情して、でも目線は私の口元…より下？
『…あっ』
思わず自分の首元をおさえる。
全く忘れていた。
どうしよう…、絶対見られた。
慌てると余計に怪しく見られるってわかっているのに、何もいい方法が思いつかなくて。
とにかく帰ろう、そう思って向き直して玄関を開けようとする。
『…っあの、帰りますね。失礼しま「それ、大倉の？」
ビクンッ
いきなり核心に触れる質問をされて、思わず肩がビクッとなるのがわかる。
『あの…これは…』
怖くて後ろの章大さんの方を振り向けない。
でも、ドアも開けることができない。
安「…Aちゃん」
『…はい…』
トンッ
ドアを向いていた私の後ろから腕が伸びてきて、ドアに手を着く。
そしてもう片方の手は私の肩を掴み、振り返らせられた。
振り向き終わった後の章大さんと私の距離はゼロだった。
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るんば(プロフ) - 名無し61658号さん» コメントありがとうございます！最近は忙しく更新が亀並みに遅いですが、何卒よろしくお願いします(；▽；) (2017年6月26日 23時) (
レス) id: 3dde84f970 (このIDを非表示/違反報告)
名無し61658号(プロフ) - 更新待ってます！すっごく面白くて大好きなのでどんな展開になるか楽しみです！ (2017年6月22日 7時) (レス) id: b07a67e874 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - YUIさん» YUIさん>>コメントありがとうございます。そう言っていただけてすごく嬉しいです！頑張ります(#^.^#) (2017年1月10日 22時) (レス) id: 42a003524a (このIDを非表示/違反報告)
YUI - この作品大好き！更新楽しみにしてます。頑張ってください(^-^ゞ (2017年1月9日 16時) (レス) id: d81d3c26d0 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - あいこさん» あいこさん>>コメントありがとうございます。そう言っていただけでとても嬉しいです（＾ν＾）受験生のため、更新がゆっくりなってしまいますが、何卒よろしくお願いします！ (2017年1月5日 2時) (レス) id: 8071a3354f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダイソン | 作成日時：2017年1月2日 0時
