酔っ払いにご用心 09（※注意） ページ23
主人公side
一瞬何が起きたかわからなくなった。
でも前には、というか上には大倉さん。
いやーやっぱり大きいですね……
じゃなくて。
あれ、さっきまで呑み過ぎで眠りかけて私の玄関の外に座っていたのは大倉さん、ですよね…
その大倉さんが、章大さんの家と間違えていたから送ろうとして肩を支えようとした瞬間、
ガッと腕を掴まれて、何故か私の家へ押し込まれて、玄関の壁では両腕に挟まれて身動きがとれない状態に…
…これはどういうことだ？！とゆっくり考える暇もなく
『あの、大倉さ「なぁ、Aさん、マルやヤスとなんか、あったんやろ？」』
『えっ…』
いきなりその質問をされて言葉がつまった。
え、大倉さんに何で知られてるの？ていうかさっきまでのベロベロの大倉さんはどちらに？
色々頭が混乱して何も言わない私に、
「あ〜〜〜〜もういややわぁ」
そう言いながら自嘲気味に笑ったかと思えば、顎をツーッとなぞられて
『っ…大倉さ』
それ以降言葉を発することができなくなった。
気づいたら大倉さんとの距離は０になっていて。
キスされているって気づくのが遅くて、
気づいて言葉を発しようと口を開けた時に、舌が入って、きれいに絡めとられて。
苦しくなる中で身動きを取ろうと思っても手首をがっちり掴まれてて何もできない。
唾液のいやらしい音が響いていて、恥ずかしくてたまらない。
『っは…』
久しぶり空気を吸えたかと思ったら
何も喋ることなく今度はおでこ、頬、鼻、頬下など上からどんどんキスが降ってきて
『あああの…っ』
自分の頭は追いつかないまま、大倉さんの行動は止まらず進んで、
『んっ…痛っ…』
首元に鋭い痛みが走って思わず声がでる。
けれど全然やまることなく、どんどん下がっていって、
ビクッ
『やっ……大倉さんっ！？』
Tシャツの裾から手が潜り込んでくるのがわかった。
そして、どんどん上に上がってきた手が、胸に伸びた時
『…っだめです！！ストップです！大倉さん！！』
と反射的に掴まれてた手首を振りほどき、大倉さんを突き飛ばしていた。
「…いったぁ…」
『はっ…すみません！！大丈夫ですか！？』
我に返って床にうずくまる体勢の大倉さんに駆け寄った時に
スー…
さっきのことは何のことやら寝息を立てていた。
『え…今の一瞬で寝たの…？(笑)』
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るんば(プロフ) - 名無し61658号さん» コメントありがとうございます！最近は忙しく更新が亀並みに遅いですが、何卒よろしくお願いします(；▽；) (2017年6月26日 23時) (
レス) id: 3dde84f970 (このIDを非表示/違反報告)
名無し61658号(プロフ) - 更新待ってます！すっごく面白くて大好きなのでどんな展開になるか楽しみです！ (2017年6月22日 7時) (レス) id: b07a67e874 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - YUIさん» YUIさん>>コメントありがとうございます。そう言っていただけてすごく嬉しいです！頑張ります(#^.^#) (2017年1月10日 22時) (レス) id: 42a003524a (このIDを非表示/違反報告)
YUI - この作品大好き！更新楽しみにしてます。頑張ってください(^-^ゞ (2017年1月9日 16時) (レス) id: d81d3c26d0 (このIDを非表示/違反報告)
るんば(プロフ) - あいこさん» あいこさん>>コメントありがとうございます。そう言っていただけでとても嬉しいです（＾ν＾）受験生のため、更新がゆっくりなってしまいますが、何卒よろしくお願いします！ (2017年1月5日 2時) (レス) id: 8071a3354f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダイソン | 作成日時：2017年1月2日 0時
