∞ と期間限定のもう1人 (ページ25)

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自己紹介と顔合わせ09 ページ25

主人公side

「ここが吉野さんの控え室になります。11時になりましたらさきほど関ジャニ∞さんの控え室の隣で全体的な顔合わせがありますのでよろしくお願いします。」

『了解しました！よろしくお願いします』

控え室…私だけの控え室…すごい初めてだ。感動。

コンコンガチャ

『！？』

間髪入れずにドアが開いた、と思ったら渋谷さんだった。

『なんだ渋谷さんでしたか』

「なんだってどういうことやねん。お前さっき帽子とバナナ忘れてたやろ」

え？…あ。

「帽子ならまだわかるけれどバナナってなんやねん初めてやわバナナ忘れるやつ」

『なんででしょうねえ…』

まさかそんなに忘れ物してたとは気づかなかった。渋谷さんに感謝だ。

『わざわざありがとうございま…「なぁ、オーディションのことは俺と大倉とお前だけの秘密な？」

といきなり肩を組まれて超密着姿勢に。

いや、すんごい目力だ……。

『え…オーデションのことというと、どこまでを秘密に…？』

「お前が脱いで演ったことや。元々俺と大倉が行くことはあいつらも知っててん、けれど、お前が脱いだことはあくまでもイレギュラーなことやねん。だから他のメンバーには言わんどくんやで」

ほおほお…なるほど…。まぁ私も脱いだなんて恥ずかしくてあまり言いたくもありませんがね…。

『わ、わかりました』

すると、渋谷さんは満足そうな顔をしながら、私の顔を見つめ

「ほんなら、また後でな」

そう言い残し控え室を後にした。

とって食われるかと思うくらいの目力でした
…