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再会 ページ43

雅成side

俺はある場所で優大と再会した。

最初は誰だかわからなかった。

でも、声でわかったんや。

「優大なん・・・?」
「はい・・・おひさしぶりです」
「ほんまや・・・でも、戻ってきてくれてよかった」

そのあと俳優仲間と事務所の方に心配されたけどな。

「りんりんが泣いてる」

そして今・・・映画刀剣乱舞で鶯丸役を演じた廣瀬○紀さんにはぐらかされてます。

「俺やって、泣くときくらいあるんすよ」
「写真撮っちゃおうかなー?」
「なんでですか?」
「かわいいから」

誰か他に知ってる人通らないかなー。マジで助けて。
しばらく攻防してたら岩永さんが来た。
俺より身長が高いのでいつも壁になってくれる。

「やめてあげなさい。嫌がってるでしょ」
「はーい」

マジか。かわいい←廣瀬さんの方が年上だけれども。この時の廣瀬○紀氏がマジでかわいい。
子供みたいにはーい、って。許されるの廣瀬さんと拡樹さんくらいっすからね。
俺はやっても気持ち悪がられるだけやろうなぁ。(訳:俺も許されたい)

「なんかあったの?」

そうや。その質問を待ってたんや。

「実はさっき・・・優大に会ったんです」
「え?」

2人の頭の上にクエスチョンマークが見えた。無理もないやろな。俺だって未だに信じられへんもん。

「俺も嘘やって思ったんすけど・・・声聞いたら優大で・・・すごく嬉しくなって・・・」
「それで泣いてたわけね」
「優大は元気だった?」
「目の下のクマが多少マシになったくらいですね。あとは何も変わってませんでしたよ」
「裸眼で見てもわかるくらいだったもんね。それですっごいみんなに心配されてた」
「確かにあのクマは、本気で心配されるレベルだね。あれはさすがに俺でも不健康そうって思ったくらいだもん」

いつのまにか話題が違う方に発展していった。(一応優大関連やけど)←ここ、重要。

「それさ、他の子たちには言ったの?」
「まだっすけど・・・」
「言いなよ。ここ、電話使っても大丈夫なとこだから」
「でも・・・」
「みんな優大に会いたがってたから。ね?」

俺は押しに負けて電話した。みんな意外な反応やった。

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作者名:袖の雪 | 作成日時:2019年2月13日 16時

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