救う者、救われる者

＊ ページ37

Aside

和楽器バンドのライブ楽しみにしていたのに、3人もメンバーが倒れてしまうなんて残念だ。

でも、和楽器バンドのライブの前に華風月のライブがあったから、無理もないと思う。

しばらくライブ会場の壁際でボッーとしていると、声をかけられた。

「疾風じゃん」
「山○さん・・・」

確か山○さんも、私が疾風名義で和楽器活動してるの知ってるんだっけ？

「山○、集合かかってんぞ。・・・って、疾風いたのか」
「僕のことは気にしないでください」
「さっき君の知り合い来てたよ」
「村井良大・・・とかいったっけ？」

村井さん来てたんだ。そういえば見てないな。

「来てたって言っても、結構前だからね。今はもういないけど」

そう聞いて安心した。

手紙→←プライベート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す