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※嘔吐描写あります


助けて欲しい、なんて思わないから。

ただいつもの場所に、屋上に行かせてよ。

目の前の人間達は同種を蹴ったりする事が快楽なのだろうか。

教室の中にも関わらず、床には自分の胃液が飛び散る。

それを見て口角を上げ「汚い〜」と大袈裟に反応しながら

大声で笑い続ける。

私が嫌われないために努力し続けた笑顔を簡単に崩された。


『ゔっ…お、う…ぇ……ッ、』


女子生徒A「連日授業サボってどっか行きやがってー」


女子生徒B「やだなぁ、察してあげなよ! どうせ屋上だって」


男子生徒A「あーあの変人が集う場所だろ?」


男子生徒B「へ〜面白そうじゃん、汚しに行く?」


私に『孤独』を教えてくれた神代先輩と瑞希。

私を堕とそうとしている先輩と、

冷たい視線だけど優しい同学年。

胃液だらけの手で、その男子の脚を掴んだ。


男子生徒A「うわきったねぇっ、触んなよ!!」


『駄目…屋上には行かないでよ…っ!』


女子生徒A「見て口答えしてるよ、ウケる〜」


私なんてあの時死んでも良かったんだ。

でも、でもあの2人は生きるべきだから。

責めて追い込まないで、それであそこが無くなったら…


「ちょっと、何してんの」


「これは後処理は君達がやるという事だね?」


名前はすぐに浮かんだ。

神代先輩と、瑞希。

神代先輩が私の腕を引っ張って立たせてくれた。


瑞希「もう休み時間なのに来ないから来てみたら」


類「さて、もう行こうか。 Aくん、大丈夫かい?」


『…何で来たの』


瑞希「そんなの後、早く行くよ」


やっぱり2人だけだ。

私を蔑んだ目で見ないのは、神代先輩と瑞希。


それと、ずっと信用している兄のみ。


────


合計1500hit超え、お気に入り登録60人超え、

ありがとうございます!

突然出てきたお兄さんについては、設定に付け足しました。

僕は1人っ子なので大丈夫ですが、既にお兄さんが居る方は

とりあえず…そういう設定でお願いします。

突然すみません。

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設定タグ:プロジェクトセカイ , 神代類 , 暁山瑞希   
作品ジャンル:恋愛
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ramune(プロフ) - 空無さん» こちらこそ感謝です! (8月18日 8時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
空無(プロフ) - 続編感謝です! (8月18日 8時) (レス) id: ce1eb79c94 (このIDを非表示/違反報告)
ramune(プロフ) - 廻慧さん» ありがとうございます〜!!!同じ受験生でしたか!!ほんと勉強しなさ過ぎて私はやばいです……笑 心強いです、一緒に頑張りましょう!! (8月18日 8時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
廻慧 - 続編おめでとうございます!私も受験生なのでお互いに頑張りましょう! (8月18日 8時) (レス) @page46 id: 6c38b128dd (このIDを非表示/違反報告)
ramune(プロフ) - さふゆわさん» さゆふわ様〜!ありがとうございます〜!!続編今日作りますね!!!お楽しみに! (8月18日 7時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ramune | 作成日時:2022年7月17日 21時

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