始め ページ4
ンダホside
シルク「おーい!ンダホー!起きろー!」
ンダホ「んーもーちょっと...」
シルクの声が上から降ってきた。
シルク「とりゃ!」
ンダホ「ぐへっ...」
すると、シルクはオレの上に乗ってきた。
ンダホ「んー...起きた...起きたからどいて」
シルク「ほんとかよw」
と、シルクは笑いながら、リビングへ行った。
ンダホ「ん...あの夢...久しぶりに見たな」
オレはそう言い、上半身を起こした。
あの夢というのは、オレが小学生の時に実際に起きた話のことだ。
15年前のある日、オレが登校すると、誰もいない水道で女の子が一人、佇んでいた。
その女の子の両手には落書きされた上履きが。
それを見て、オレは無視なんかできるハズがなく、その女の子を手伝った。
その女の子はその後、引っ越すことになりその子に一目惚れしたオレは、いきなりプロポーズ的なものをしてしまった。
今思うと、恥ずかしい話だ。
でも、一目惚れしたのは本当だった。
オレはあれ以来、あの子に会っていない。
どこに住んでいるのかも分からない。
でも...。
ンダホ「もう一度でいいから会いたい...」
オレはポツリと呟いた。
シルク「おーい 起きたかー?」
マサイ「撮影すんぞー」
リビングから2人の声が聞こえた。
ンダホ「起きたよ〜」
オレは立ち上がり、リビングへ行った。
今日見た夢が、運命の出会いの始めだとは知らずに...。
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ひよ - ゆりりんさん» ありがとうございます!無事合格しましたのでこれから更新速度を上げて行きたいと思います!! (2020年4月8日 13時) (レス) id: c2c28956af (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - ひよさん» いえいえ!いつでもお待ちしておりますよ!作者様のペースでお待ちしておりますー! (2020年1月11日 22時) (レス) id: 0d2ab6c1fe (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - ゆりりんさん» ありがとうございます!今作者は受験生でして...!更新もう少し遅れそうですT_Tすみません...>_< (2020年1月11日 21時) (レス) id: f5494a77cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 面白いです…!応援してます! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - Nさん» すいません(T_T)でも!夏休み入ったんで、夏休み中は1日1回更新を目標に頑張ります!w (2019年7月21日 21時) (レス) id: 9013a0ca57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよ | 作成日時:2019年3月28日 17時