検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:7,970 hit

新しい一面 ページ14

Aside



ある日の朝のこと...。



A「ふわぁ...」



あくびをしながらゴミ袋を持ち、1階のゴミ捨て場に向かった。



今日は仕事が休みでゆっくり昼まで寝ようと思っていたが、ゴミ出しの日だと思い出し、いつも通りの時間に起きた。



パジャマの上に薄手の上着を着、ノーメイク、ボサボサの髪のまんま外に出た。



A(別に知り合いに会うわけでもないしね...)



1階のゴミ捨て場に着き、ゴミを入れ、蓋を閉めた。



A(もっかい寝ようかな...)



なんて思いながら今来た道を戻ろうと後ろを向いた。



A「あ...」



前言撤回。
1人だけ知ってる人がいるの忘れてた。
それは、お隣さんの...。



ンダホ「...あAちゃんおはよう」



そう、ンダホくんだ。



A「わっ!ご...ごめん...こんな格好で...」



恥ずかしくなって俯いた。
まさかンダホくんに会うとは思わなかったもん...!



ンダホくんは、ゴミをゴミ捨て場に入れながら、



ンダホ「あはは 大丈夫だよ...あっ!そうだ!」



と言い、背負っているリュックの中身をガサゴソとあさり、ある物を出してきた。



ンダホ「...はいっ!きんぴらごぼう美味しかったよ!」



元気な声で言いながら、私にタッパーを渡してきた。



A「...よかったぁ...ありがとう」

ンダホ「ちゃんと綺麗に洗ったつもりだけど汚れ残ってたらごめんね?」



と心配そうな顔して言うンダホくん。



すると、ンダホくんは持っていたスマホを見て目を見開いた。



ンダホ「やばっ!約束の時間に遅れちゃう!」

A「約束...?」



と何気なく聞いてみると、



ンダホ「そう 今日はアスレチックの撮影をする約束があるんだ それじゃ じゃーね!」



と笑顔で言ってンダホくんは駅に向かって歩いて行った。





ンダホくんて表情がころころ変わるんだなぁ...。



そんな彼を可愛いと思う自分がいた。



ンダホくんの新しい一面を見れた気がする。
そう思った私は、



A「.....早く起きて良かったかも」



ボソッと独り言を呟いた。

終わり←作者より



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひよ - ゆりりんさん» ありがとうございます!無事合格しましたのでこれから更新速度を上げて行きたいと思います!! (2020年4月8日 13時) (レス) id: c2c28956af (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - ひよさん» いえいえ!いつでもお待ちしておりますよ!作者様のペースでお待ちしておりますー! (2020年1月11日 22時) (レス) id: 0d2ab6c1fe (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - ゆりりんさん» ありがとうございます!今作者は受験生でして...!更新もう少し遅れそうですT_Tすみません...>_< (2020年1月11日 21時) (レス) id: f5494a77cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 面白いです…!応援してます! (2019年12月1日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - Nさん» すいません(T_T)でも!夏休み入ったんで、夏休み中は1日1回更新を目標に頑張ります!w (2019年7月21日 21時) (レス) id: 9013a0ca57 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひよ | 作成日時:2019年3月28日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。