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sideなし
深澤「おはようございま〜す。
まだ誰もきてませんよね〜。」
1番乗りと確信していた深澤がロッカールームを開けると、
深澤「おおっ!?!?
…朝倉!?」
深澤が声を上げる先には、
ベンチに横たわる朝倉の姿があった。
副業として医療の技術を上げるために
他の病院で昼間働き出した朝倉は疲れがピークだった。
.
朝倉「…だめだ〜…お腹すきすぎて動けない……、」
寝言とも取れるような力無い口調だ。
深澤「..は?」
朝倉「あっ…
な〜んだ…深澤いたの…?なんか恵んで…」
深澤「なんでだよ。」
朝倉「なんかくれ〜…」
深澤「…あれ?昨日と同じ服?」
朝倉「…!」
その途端、朝倉の目が見開き、
ロッカールームの扉を開けて駆け出した。
.
.
深澤「あっ!」
その時、
.
.
『んわっっっ!!!美月先生っっ!』
朝倉「わ!!!Aちゃん…っ!!」
更衣室のドアを開けようとしたAと鉢合わせた。
.
深澤「なんでなんでっ、
…あっ、Aちゃん…と、院長。」
朝倉「へ?」
.
そう、その先には八雲院長もいたのだ。
八雲「はははっ、若い3人、仲良さそうでいいね。」
朝倉「あ…いや…」
深澤「院長…お疲れ様です。」
八雲「お疲れ。」
『そう!!!二人とも聞いて!?さっき院長に聞いたんだけど、…
って成瀬先生は?!今日も遅いの!?』
八雲「A先生が早く成瀬先生に伝えたいってね、走ってきたんだけど…
まだきてないみたいだね?」
深澤「ああ…はい、いつもギリギリなんで。」
朝倉「どうかしたの?Aちゃん。」
『ジムですかね?
迎えに行きましょう、美月先生、深澤くん!!』
Aは途端に朝倉と深澤の手を取ると走り出した。
.
八雲「はははっ、いいチームになってきているね。」
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八雲は彼女たちを見てそう呟いた。
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みはる - 楽しく読まんでいます!続き待ってます!更新楽しみにしてます! (2021年8月13日 22時) (レス) id: 5d16bd346f (このIDを非表示/違反報告)
なお - ハマって毎日読んでいます!更新楽しみにしています♪ (2021年8月12日 0時) (レス) id: 513e83bcd9 (このIDを非表示/違反報告)
Ne - おもしろかったです。これからもがんばってください!成瀬落ちがいいな… (2021年8月10日 22時) (レス) id: 5823d18468 (このIDを非表示/違反報告)
かとし - こんばんは!楽しく見させていただいてます! 1日に何話ぐらい投稿されてるのですか? これからも応援してます! (2021年8月10日 19時) (レス) id: b3e3245893 (このIDを非表示/違反報告)
にこり(プロフ) - 毎日暑いてますよね、私は暑さで蒸発しました。作者様も熱中症などお気をつけください! (2021年8月9日 13時) (レス) id: 94c21bcf57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2021年8月1日 18時