【本編】占ツクの作者達でシェアハウスしようぜ！part2 (ページ27)

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お見舞いが初対面　くるみページ27

「あの……どうかしました……？」

星宮さんのお見舞いに行こうとしたら、ちょっと前にうちに来た闇神さんがリビングを歩き回ってた。

「くるみちゃん！あのさ、倒れちゃった子のお見舞い行こうと思っててね……」

「あー、なら、管理者さんに病院の場所教えて頂いたので一緒に行きますか？」

「あ、ほんと？なら一緒に行……」

病院の場所を見せると闇神さんは黙り込んでしまった。

(お世話になったとこだ……)

「それにしても、病院の場所あんまり遠くなくて良かったですね。お見舞い行きやすいですよ」

病院へは最寄りのバス停から10分くらい。自転車でも全然行ける距離だ。私ここに自転車置いてないからバスだけど。

「う、うん……」

闇神さんは顔を青くして汗を流している。どうしたんだろ。病院苦手なのかな。なら、そもそもお見舞いとか行こうとせんよな。

「闇神さん？」

「スーッ……行こうか」

闇神さんが覚悟を決めたような表情をした。やっぱ病院苦手なのかなこの人。

ところ変わって病院です。病室に入った途端、闇神さんは安心したような表情をしました。

(良かったー……知ってる人に会わなかったー……)

病院苦手なのかと思ってたけどそうじゃないのかね。結局よくわからん。

そして、星宮さんはと言いますと、寝てました。見た感じは特に何も変わりはなさそうです。これが初対面だけど。

「……お見舞い来たはいいけどなにすりゃいいんだろ」

「私たち接点ないですもんね」

「お菓子置いたし帰るか」

「ですね」

小声でそんなことを話して病室から出ようとした時だった。

「あれ、2人とも来てたんだ」

ドアが開いて人が入ってきたのであった。

やめて！帰ろうとしている私たちをそんな大声で止めたら、星宮さんが起きて誰だコイツらってなって月乃のよわよわメンタルが燃え尽きちゃう！メンタルよえーなコイツ！

お願い、死なないで月乃！

あんたが今ここで倒れたら、シクフォ(自主規制)の稼ぎはどうなっちゃうの？お茶投げたことないけど！

ライフはまだ残ってる。お前のよわよわメンタルが耐えれば、帰れるんだから！

次回「月乃死す」デュエ〇スタンバイ！

あ、やめて、消さないでください。土下座。