【本編】占ツクの作者達でシェアハウスしようぜ！part2

投稿準備完了 フウ ページ12

「よーっし！終わったぁ！」

動画完成、そしてエンコードも完了。サムネも完成。
動画の投稿準備が完了したと言う事である。
今回は撮影に時間がかかったが、内容にはかなり気合を入れた。

「タイトルは…カオスな幻影勇者(本当にあるんですよ)がテーマだし…。」

タイトル、概要欄を完成させ、19:00に動画投稿の予約完了。

「さて…と、リクにちょっと知らせて来るか。」

と言い、俺は下に降りる。
入れ替わるように咲さんが上に上がってきた。何かあるのかな…？まあいいか…。

「リクー！」
「おお、フウ！」
「料理中か？」
「そうだな。あ、そこのケーキ食べていいぞ。」
「マジで！？ありがとうー！」

リクに勧められケーキを一切れ貰い食べる…うん、無茶苦茶美味いわこれ。
料理全般できるのすげえよな…自炊は一人暮らし時代毎日やって来てたけど、丼物とかカレーとかしか作ってこなかったからな…。

「そういやリク、今日動画完成したんだ。」
「おお、お疲れ様。」
「19:00に動画出ると思うから期待しといて。」
「OK。」

このシェアハウスで俺が動画投稿者だと言う事を知っている数少ない人物リク。
―が、この日シェアハウスの大多数の人にバレてしまうとは誰も思っていなかったのである。

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