ヤンデレ、卒業しようと思います【ヒプノシスマイク】 (ページ4)

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山田二郎ページ4

二「Aちゃん！」

貴『どうも、二郎さん』

二「ど、何処か行きたいところある？俺、何処でも着いてくから！」

あわあわしているところを見ると、女性関係はないみたいですね。

貴『二郎さんは、何処か行きたい場所はありますか？』

二「え、あ……アニ◯イト、とか？」

貴『いいですね。私もアニメ好きなので』

パァァと目を輝かせる彼は、ブクロの番犬と言うより忠犬…おっと失礼。

二「Aちゃんは、何のアニメが好きなの？」

貴『そうですね…ラブライブとかですね。キャラクターが可愛らしいです。』

二「お、俺も好き！誰が推し？」

貴『μ'sではことりちゃん、Aqoursではルビィちちゃんですかね。どちらも女の子らしいと言うか、なんと言うか…とても可愛らしいので』

彼女らの女子力や可愛さは、僕が手に入れたくても手に入らなかったものだから。

彼女らのような可愛らしさがあれば、愛されることが出来たかもしれないと淡い期待を抱いていた

哀しく砕け散ったけれど。

二「分かる！でも、お、俺は…Aちゃんの方が、可愛いと思う！。凄く女の子らしくて…」

貴『！』

彼の表情から、社交辞令や上辺だけの言葉ではないことは分かる

彼は素直で、優しい人だから。

貴『……ありがとうございます』

彼の前では、自分を偽らなくてもいいかもしれないと思ったのは内緒。