To The WORLD (ページ13)

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事務所に着くと日本語を喋れる社員さんが私の質問について色々と答えてくれた。

その日は私がどのくらい踊れるのか歌えるのかという確認をされて、上手だと褒められて嬉しかったのを今でも覚えている。

ちなみに私は事務所の近くの宿舎に住まわせてもらうことになった。宿舎では他の練習生もいてみんないい子達でとても楽しく過ごすことができた。

あの頃は日に日に成長していく自分が楽しくて朝から夜まで練習に励んだ

そんなある日だった、私が夜、練習を終えて帰る途中、一緒に住んでいるオンニ達からのお願いでアイスを買いにコンビニに寄って帰る時、事件は起こった

男の人が私の前まで来て「助けてくれ」と言った

幼いながらに自分でも助けられるならと思い「どうしたんですか」と聞くと

「ちょっと来て！」という男の人に私は何も思わず付いていった。この行動が誤りだったとあの時気づいていればと今でも考えてしまう

「どこですか？大丈夫ですか？」

男「ほんと、バカじゃねぇの？」

「え？」

男「これから何起こるか分かんない？てか君中学生くらい？まぁ、どっちでも関係ないけど」

そう言って私の洋服の中に手を入れてきた

男「暴れられちゃ困るから大人しくしてな」

「やめてください！！誰か！助けて！」

男「うるっさいな、殺すぞ？」

あー、終わった。

そう思った時

？？「何してるんですか」