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入寮日の次の日は土曜日。
入寮して早速のお休みだ。
昨日というか今日は、ドンヒョクと明け方までずっと一緒にいたから、すごく眠い。
時計に表示された「8:00」という文字を見て、もう一度眠りにつこうとした。
「ねぇねぇ、Aちゃん！」
「…ん？」
「今日さ、クラスの女子で近くのモール行こうって言ってるんだけど、Aちゃんも行こうよ！」
ぼーっとする頭で、ジンソルちゃんの話を聞く。
…眠いけど、新しく友達ができるのは嬉しいから、「うん」と寝ぼけながら答える。
すると、ジンソルちゃんは、「あと1時間で準備して！」と言ってきた。
クラスの女子は少ないかもしれないけど、6人。
特待生のクラスだから少ないだけで、他のクラスはそこそこいるみたい。
だけど、人数が少ない分、皆と仲良くしやすいから、ちょうどいいのかもしれない。
地方のモールなだけあって、人がすごく多い。
遊ぶ場所が少ないから、ここに人が集まるんだと思う。
皆でお揃いのキーホルダーを買ったりしながら、モールの中をまわる。
「あれっ、お前らもここ来たの？」
そんな声が横から聞こえて、皆でそっちを向くと、そこにはクラスの男子達がいた。
全員ではないみたいだけど、そこにはナナちゃんもドンヒョクもいる。
「ロンジュン達こそ、何しに来たの？」
「何か出掛けるならここしかないって聞いたから来てみた。」
「あぁ、まぁ確かに。」
そんなロンジュン君達の会話を見ていたら、横から肩を叩かれる。
「Aちゃん、おはよう。」
「うん、おはよう。」
もうお昼だけど、ナナちゃんにいつもみたいに挨拶する。
「…他の女の子達と仲良くやってそうで良かった。
Aちゃんに学校以外じゃ会いずらくなっちゃったからさ、心配してたんだ。」
「皆優しいから、大丈夫だよ。」
「…でも、辛いこととかあったらすぐ僕に言うんだよ？」
ナナちゃんは私に目線を合わせながら、そう言う。
私がそれに頷くと、ナナちゃんは満足そうに笑った。
「そこ2人、本当ラブラブだね。」
いつの間にか、皆がこっちを見ながらニヤニヤしていた。
…だけど、その中の1つだけ、鋭い視線が私を捉えた。
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世莉 - 名無し12349号さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて嬉しいです！2章でも愛重めヘチャン楽しんでいただければと思います！ (4月13日 6時) (
レス) id: 7277dbf024 (このIDを非表示/違反報告)
名無し12349号(プロフ) - コメント失礼します❕ほんとに面白くて最近毎日チェックするくらい楽しみでした！ヘチャン重めの愛がすごく刺さりました🥺💗第二章も楽しみにしています！！ (4月10日 22時) (レス) @page48 id: fa94027d31 (このIDを非表示/違反報告)
世莉 - 芽依さん» コメントありがとうございます！他の作品も何度も読んでいただいて、本当に嬉しいですTT更新が不定期でご迷惑をおかけしますが、最後まで頑張ります！ (4月9日 7時) (レス) id: 7277dbf024 (このIDを非表示/違反報告)
世莉 - sn9pvdztkkさん» コメントありがとうございます！何周も読んでいただけて本当に嬉しいですTT不定期更新ですが、更新も頑張ります^^ (4月9日 7時) (レス) @page44 id: 7277dbf024 (このIDを非表示/違反報告)
芽依(プロフ) - コメント失礼します！世莉さんの作品が大好きで、全ての作品をなん度も読み返してます！！ほんとに最高すぎて更新を毎日楽しみにしてます🥰お身体に気をつけて作品を作っていってくださると嬉しいです☺️ (4月8日 21時) (レス) id: b14c07a3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世莉 | 作成日時：2024年3月14日 12時
