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「…ドンヒョガ。」
「…。」
学校に行かなくなって、俺は公園で時間を潰す生活を送っていた。
…公園って言っても、Aと会っていた場所じゃない。
ただの近所の公園。
「風邪引くよ。」
「…いいよ別に。
誰も心配しねぇし。」
携帯には、学校のやつらからの連絡が沢山きていた。
家のことは大丈夫なのか、今何をしてるのか、可哀想…とか。
…でもそれは、本当に俺を心配しているように思えなかった。
ロンジュンとA以外、信用していなかったから。
「…あいつのことなら、気にする必要ないよ。
…ドンヒョクは悪くない。」
ロンジュンはそう言って、俺を慰めた。
…けど、いくら信用しているロンジュンの言葉も響かないぐらい、俺の心は沈んでいた。
…それぐらい俺はAを信じていて、頼っていて…。
「…
俺はAに頼りすぎてたんだよ…。
俺がしつこく夜に呼び出したから、きっと疲れてたんだ…。」
「っ、だからってあんな言い方っ…。」
「Aの一番の理解者になりたかったのに、全部余計なことしてさ…
今考えれば、本当…恥ずかしい。」
Aが悪いなんて、俺は思ってない。
家族の話を掲示板に書き込んだのも、きっとそれぐらい俺がストレスだったんだろうって。
「…
もうAに合わせる顔なんてない。」
それにAだって俺に会いたいわけがない。
今頃イジェノと仲良くやってるんだろうし。
俺はそう信じて疑わなかった。
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ナギ(プロフ) - とても面白かったです！でも恐いです笑ロンジュンが一番気の毒ですね……新しい作品もお待ちしております。 (2023年3月29日 16時) (
レス) @page50 id: b8f2817426 (このIDを非表示/違反報告)
XLR7CMroSzOYUFU(プロフ) - 最高でしたありがとうございました (2022年8月3日 16時) (レス) @page50 id: 58b6c00705 (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に面白い作品に出会えて嬉しい限りです！ケーキのくだり、めっちゃ鳥肌たちました… (2022年6月24日 17時) (レス) @page50 id: 00b56992b8 (このIDを非表示/違反報告)
alone99(プロフ) - いや、最後鳥肌…完結おめでとうございます！ (2022年6月24日 14時) (レス) @page50 id: 7bd05b70b6 (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - 完結おめでとうございます！いやか､最後の最後まで…まさか過ぎました…！！とても素敵なお話でした！ (2022年6月23日 21時) (レス) @page50 id: 7509578280 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世莉 | 作成日時：2022年4月1日 22時
