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SC side
この賑やかな食事会を、僕は自分でもびっくりするくらいに楽しんでいた。
なんだか、彼らは外様の僕をすぐに受け入れてくれた。
むしろ待ち構えていたかのように。
妙に心地がいいんだ。
何も考えずに、ただ目の前のことに興じていられる。日頃感じている悩みや不安なんて薔薇の香りがする風に吹かれて、とっくにどこかへと飛んでいった。
まさに楽園。
まるでこの世ではないような世界。
だけど、どこかがおかしい。
JW「あ、いたいた！ソンチャナ〜！」
SC「ジョンウヒョン！」
HC「えっ、もう仲良くなったの？…って、マクヒョンもいるじゃん！」
MK「なんだか賑やかで楽しそうだね！」
CL「ヒョン〜！わーい、やった！こっち来てよマクヒョンっ！」
JN「こらこら、あんまりはしゃいだらジュースこぼすよ。チョンロ」
食堂に入ってきたジョンウヒョンと、お友達なのか、もう一人の男性。ジョンウヒョンはさっきも会ったというのに、一目散に僕のもとへやってきては抱きつく。まるで飼い主によくなついた犬みたいだ…って、少し失礼かな。
マクヒョン、とみんなから慕われてそう呼ばれている様子の彼は、俺にもにこやかな笑顔を向けた。「マークだよ、よろしく」と爽やかに言い放つ姿を見ただけで、彼が優等生でいいひとであることが分かった。
ジョンウヒョンはプレートに山盛りの食事を持ってきて、僕の隣に座っていたヘチャニヒョンと僕との間に無理やり椅子を押し込んでスペースを確保した。Aヌナは既に食事を終えていて、そんな僕たちの様子を呆れたように見つめていた。
HC「うわ、なんかパーティーみたいだな」
CL「パーティー！？僕パーティー大好き！」
JS「ふふっ、確かに勢ぞろいって感じかも」
「うん。ソンチャナ、この人たちがいつも私と仲良くしてくれている人たちだよ」
SC「そっか…。…いや、なんか、安心したな」
JW「安心した？」
SC「はい。ヌナ、いい人たちに巡り会えていたんだなって。皆さん、いつもAヌナと仲良くしてくださって、ありがとうございます」
「お前は私の親か」
HC「いえいえ、こちらこそうちのAがいつもお世話になってます」
SC「あははっ！」
僕におどけてみせるヘチャニヒョン。
Aヌナにつっこまれてさらにふざける彼の笑顔は、まるで太陽のように暖かい。そんなことに不思議な安心感を覚え、僕はまた笑った。
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れいら(プロフ) - らんさん» ありがとうございます！そう言って頂けて光栄です🥹次章公開いたしましたので、どうぞよろしくお願いします☺️ありがとうございます！ (2023年3月2日 11時) (
レス) id: 0149abc0ab (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 水恋さん» お返事大変遅れてしまいました。ありがたいお言葉とってもうれしいです！次章も公開しましたので、お時間ある時にぜひお願いいたします🙌🏻 (2023年3月2日 11時) (レス) id: 0149abc0ab (このIDを非表示/違反報告)
らん - 今まで見た中で1番好きな小説です⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝続きがとても気になります( ´. ̫ .` ) (2023年2月9日 4時) (レス) id: dff2d40152 (このIDを非表示/違反報告)
水恋(プロフ) - この小説どタイプすぎて一気見しちゃいました、、もう1周してこようかな(´▽`) '` '` '` (2022年12月8日 18時) (レス) @page48 id: b9026dcaf5 (このIDを非表示/違反報告)
main - こちらこそ！いつも楽しませてもらってて感謝しかないです！♡ (2022年11月20日 9時) (レス) id: 7682808c62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2022年11月16日 1時
