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息継ぎなんてさせてもらえない。
少しでも口を大きく開ければ、またジョンウくんの唇が私に噛み付いてくる。
ベッドに押し倒され、目隠しをされ
視界の自由を奪われると、今度は手の自由。
真っ暗闇の中、両手首を上に留められ
ジョンウくんは私の太腿を開いて。
そのしなやかな指に触れられただけで腰がびくつく私を、彼は嘲笑っているだろうか。
恥ずかしさと恐怖と、ほんの少しの好奇心。
思わず声が出そうになると、乱暴に口枷を付けられる。
視界を奪われ敏感になった耳に、ジョンウくんがくすくすと静かに笑う声が聞こえてきた。
鞭を握りしめるぎちぎちという音が、愉快そうに降り注いだ。
ジョンウくんはジャニの手が及ばない範囲、
つまり韓国中のありとあらゆる女性から情報を集めてきてくれる。
だけどその代償は、ジャニよりずっと過激。
ある時は一晩中、彼に首を絞められながら行為をしたし
またある時は一晩中、彼の美しい身体を鞭で打ち続けた。
赤ちゃんプレイも、女王様プレイもした。
胸やけするほど甘い時間を過ごした時もあれば、彼に罵られ、いたぶられ続けた時もあった。その逆もまた然り。
ジョンウくんのお客様には異常性癖を持った人が一定数いるらしい。
情報を引き換えに、彼は仕事で溜まったストレスを異常な行為の数々で私の身体にぶちまける。
カチ、カチ、と ライターの音が聞こえてきた。
…今夜は徹底的に辱められる夜になりそう。
JW「すごく痛かったり、熱かったり、辞めてほしかったら絶対に言ってね。泣いて懇願してよ、“辞めて”って。…僕その表情見るの、大好きなんだ」
「っ… …あ、」
JW「Aちゃん、やっぱり君だけだよ」
「…っ、…いやっ、きゃっ……！」
…そこからのことは、あまり覚えていない。
ただ、激痛と苦しみの向こうにある、絶望のような快楽だけが、
手足に厄介な麻痺が残ったかのように、身体に記憶されていた。
朝目覚めた時、部屋にジョンウくんはいなかった。
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れいら(プロフ) - さとみさん» 大変お待たせ致しました。次章をアップ致しましたので、ぜひお読み頂ければ幸いです！ (2021年10月14日 18時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ(プロフ) - 続き楽しみです！ (2021年10月6日 2時) (レス) @page50 id: 3be0ba2d24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月21日 19時
