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真っ白な髪が目の前で揺れる。
白い肌、広い肩、筋肉質な腕
目の前で上下して、乱れていくその景色。
私の声にまとわりつく、高い声。
雄々しい吐息、滲む汗。
硬いそれが中で激しく擦れる感覚に、脳がびりびりと痺れて快感が分泌されていく。
目を閉じて、ただ任せた。
もうすぐで真っ白になる。私も、彼も。
…胸とそこが、一気に締まるその瞬間
一抹の切なさが訪れる。
JW「っ、…あぁ、イくっ……！」
「んっ……ぁ、あぁ…！」
ジョンウくんの眉間に皺が寄る。
快楽に押し負けるその表情に、私もまた胸が高鳴る。
彼の手を強く握り、私の中で広がっていく温かな白濁を感じながら、私も果てた。
JW「Aちゃん、もっとこっち来てよ」
「え？」
JW「僕ね、ハグするの好き」
もう秋だと言うのに、今夜は気温が高い。
ただでさえ彼はいつも激しいのに、そんな蒸し暑い夜に行為を終えたあとは汗だくになっていて
窓を開け放ち、夜風を浴びながら微笑むジョンウくんの白い髪は、綿毛のようにふわふわと靡いていた。
何も身につけずベッドの上にあぐらをかき、私にその純粋そうな眼差しを向ける。
私は窓際から彼に振り向き、
ジョンウくんが腕を広げていたりするから。
微笑んで、彼の腕の中に抱かれに行く。
JW「うーん、やっぱりAちゃんの肌はすべすべで気持ちいい」
「ジョンウくんこそ、筋肉増えてもっと格好良くなったね。鍛えた？」
JW「そうそう、あとダイエットも。前よりお客さんが褒めてくれるようになっちゃった」
「ふふ、そうなんだ。……でも背中にあったの、ミミズ腫れ…？」
JW「そうだよ。昨日ね、加虐嗜好のお姉様のお相手したから。何回も叩かれたり引っ掻かれたり、痛かった…」
「あら〜… そっか。頑張ったね、ジョンウくん」
JW「ふふっ、ありがとう。はあ、ほんとに痛かったよ〜…」
柔らかな髪をぽんぽん撫でると、子犬のような笑顔を見せて目を細める。
…よくそんなこと言えるな、とか呟いた心の声は押し込めておく。
表向きはこんな風に愛くるしいジョンウくん。私の同業者だ。
女性向けにそういうサービスをして、大金を貰ってる。
時に私のお客さんとしてここに来ることがあれば、私の方から彼をホテルに呼び出すこともある。去年クラブで知り合ってから続いてる、不思議な形の友情。
…もちろん、“それだけ”で会ってるわけではないけれど。
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れいら(プロフ) - さとみさん» 大変お待たせ致しました。次章をアップ致しましたので、ぜひお読み頂ければ幸いです！ (2021年10月14日 18時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ(プロフ) - 続き楽しみです！ (2021年10月6日 2時) (レス) @page50 id: 3be0ba2d24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月21日 19時
