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フロアに出ると、少し意外な面々がソファーに並んでいた。
RJ「あ！A！」
JM「お疲れ様〜」
CL「ほらほら早くこっち来て！待ってたよ！」
JS「マクヒョン、Aヌナ来ましたよ！」
MK「分かってるよ…」
HC「何飲む？シャンパン何本かもう入れたけど」
こうも美男子たちがぞろりと並ぶのは壮観だ。
そう呑気に感じるほど、一瞬呆気に取られてしまった。
既に席に座っていたキャストたちも、どこかそわそわと色めきだっている。
その中でも明らかに一人だけ疲れ果てたような様子のマークに苦笑しながら、私は促されるままチソンとドンヒョクの間に腰を下ろした。
「珍しいね、みんなで来るなんて。チソンイまで」
JS「チョンロに誘われたんだ。マクヒョンたちとは久々なんだけど」
低く落ち着いた声と、あどけない笑顔の魅力。
彼のために少し強めのお酒を作ると、私の手元を見つめてチソンは満足げに目を細めた。
彼は、子役の頃から有名らしい俳優。
ジェヒョンのように芸能人がお忍びで足を運ぶことが多いこのクラブでも、私を気に入って会いに来てくれる。
高校時代の後輩であるチョンロと仲がいいことを知った時は、心底驚いた。
JM「A〜。この前ジェノからAと会ったって聞いて、俺たちも久々に会いたくて今日来たんだよ」
「そうだったんだ。私も会いたいと思っていたけれど、まさかこんなすぐ会えるなんて。びっくりしちゃった」
HC「ほらほら、再会を祝して乾杯しよ！」
RJ「なーに言ってんだよ、普段あんだけ会ってるくせに」
MK「…Aとドンヒョギがそんな関係なんて、やっぱり何回聞いても変な感じ…」
CL「お、マクヒョン。嫉妬？」
MK「別に違うけど… や、違くもないけど！二人とも実の妹と弟みたいなものだから…」
HC「1歳しか離れてないのに何兄貴ヅラしてるんだよ、マクヒョン」
MK「ヤー！」
ドンヒョクの一言に、場がどっと笑いに包まれる。
マークの赤くなった頬を見て、私は柄にもなく巣の笑顔をこぼしてしまった。
ジェミン、ドンヒョクはジェノと同じく高校の同級生。
今は同じホストクラブでナンバーを争ってるらしく、その人気がだんだん凄まじいことになってきていることを、ホストにハマってる同僚からよく聞かされる。
ドンヒョクを本指名にしてるその子には絶対言えないけど、ドンヒョクとは割り切った関係。
いつからか、お互いに好意や友情はそっちのけで会うようになった。
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らーみょん - ログインしないでも見れるってありますか？ (2021年9月20日 23時) (
レス) id: bc990f52e8 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - WayV沼子さん» コメントありがとうございます！他の作品も読んで頂いてるんですね…!!かなり毛色の違う作品ですがどちらも応援してくださって大号泣です（ ; ; ）ありがとうございます!! ルーカスはかなり主軸の登場人物となるので、今後もご期待ください(^^)♡ (2021年9月20日 19時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
WayV沼子 - 表現力、設定、どれも素敵な小説だと思っていたら、大好きな作者さんだったなんて…！感激です。これからも応援しています。大好きなルーカス出してくださりありがとうございます(涙) (2021年9月18日 1時) (レス) id: 2887d301bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月14日 23時
