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一瞬の沈黙が流れる。
静かな夜、薄暗い部屋。
天井と、悠太の顔。
私を見つめている、彼の瞳。
…熱を帯びた、その手のひら。
YT「……A、…」
悠太が、
私の手をぎゅっと、握りしめる。
名前を呼ぶ声が、……どうして？
…心地いいなんて。
その黒曜石のような瞳から、目が逸らせない。
それはおろか、彼の芳香と温もりに呑まれていく気分。
…暖かくて、気持ちよくて、優しい。
そしてほんの少し、妖しい。
私はおかしくなったんだろう。
さっきまでの照れ臭さや抵抗する感情は、どこかへと消えてしまっていた。
悠太が目を伏せる。
私は悠太の手を、そっと握り返した。
その瞬間、
二つの影が重なりかけて…
……ガチャッと開くドアの音。
に、正気に戻る私。
TI「ユウタ〜、お風呂入っていいよ〜……って…」
YT「………」
「……」
TI「……あら、お邪魔でした？♡」
「違う違うのテイラこれは違うチンチャアニヤマジで違うのちょっと待って出て行かないでテイラバックトゥーミーテイラ待って」
YT「ああ、ええとこやったのに…」
「中本ぉ！！！！！！！！！！！！！(怒)」
TI「お邪魔しました、素敵な夜をごゆっくりお二人で♡」
「ムンお前！！！！！！！！！！！！(怒)」
やれやれ、と肩をすくめる悠太の体の下から脱出。なんかもうすごいニヤニヤ顔で部屋を出かけたテイルの腕をなんとか掴み引きずり戻す。…絶対、ぜっっっっっっったい誤解された。
「あのさメンバーのああいうとこ見たら普通止めるでしょう！！！！？！？？！！？」
TI「いや、ベッドに倒れ込む男女をt」
「待ってそれ以上言葉にしないでほんとにやめてあれは違うの雰囲気に呑まれたというかそういうやましいことは一切無く私たちは至って健全に楽しく毎日を過ごしテイルんですけど」
TI「その割には顔真っ赤だけど…(笑)」
「ひぃん！！！！！！！！(泣)」
YT「あははっ！！(笑)」
呑気に笑ってる悠太をきっと睨む。
彼は悠長にベッドの上に胡座をかいて、私を見つめ微笑んだ。
…なんでそんな些細な瞬間にも、色気を感じてしまうのか。
また熱くなってくる頬をぺちぺちと叩いてテイルに向き直ろうとすると、
この一瞬の間にもテイルはいなくなってた。
………許さん。(泣)
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れいら(プロフ) - なちゃんさん» コメントありがとうございます!!前回迄に募集していたリクエストを書き終わったら書かせていただきますね！(^^)お気遣いありがとうございます（ ; ; ）これからもご愛顧のほど宜しくお願い致します♪ (2021年6月22日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
なちゃん - いつもお話楽しく読ませて頂いてます！リクエストしたいのですが、たまには紅一点ヌナがジェミンに甘えてみたお話読んでみたいです。お時間あるときに余裕があればぜひお願いしたいです＾＾次のお話も楽しみにしてます！ (2021年6月22日 11時) (レス) id: 0aebfe8a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月20日 0時
