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「確かに、言われてみればこの部屋に来たの久しぶりかも」
YT「だよな？もうさ、テイリヒョンがずっとAと電話してるから、俺その横でずっと音楽聞くふりして、“ええなぁ…”って(笑)」
「あははっ！悠太も電話してくれればいいのに(笑)」
YT「んーん、俺はこうして直接会いたいの」
悠太は、…私の勘違いじゃなければ、
肩を並べる私をとても愛おしげに見つめる。
…その眼差しがあまりにも甘すぎるから、私はまた目を逸らしてしまった。
悠太が余裕そうにくすくす笑ってるのが、なんか悔しい。
YT「…なあ、もしかしてその広告のことだけ言いに来たん？」
「え？そうだよ」
YT「あははっ！！ほんま…もう〜！(笑)」
「ソルチキ今日の目的はもう果たした感あるよね」
YT「だめ。今日は帰さへん」
そう、わざとらしく微笑む悠太。
一瞬、その色気にまた怯むけれど、
垂れた目尻に皺を作って笑う彼の姿に…もうなんでも許してしまいそう。
悠太が私の肩に腕を伸ばす。
…他のメンバーとのスキンシップは大丈夫なのに、……いやごく稀に大丈夫じゃない人もいるけれど(ジェヒョンとかジェヒョンとかジェヒョンとかチタポンとか)
悠太が私のどこかに触れるたび、そこが熱くなって、胸がドキドキする。
昔からずっとそうだ。
誰より親しい姉と弟なのに、
不意の仕草に困ってしまう。
ぎこちなく体が動いてしまう。
悠太の腕が私の肩に回って、
男らしくぐっと抱き寄せられると、
触れ合った温もりに、頬が緩んでしまうんだ。
…話題、話題変えなきゃ。
こんなにふにゃふにゃな顔を見られたくない。
「でも…あの、あれ、広告。ほんとに、あんなに鍛えてるなんて思ってなかった」
YT「そう？今はもう少し腹筋付けたいなって思ってるんやけど」
「ふふ、そういうとこ悠太らしいな。でも胸筋凄かったよ」
YT「…めっちゃ俺の体見てるやん。照れるんやけど」
「あのさ君が言うとすごく変な感じするのなんで？？？？？？？」
YT「わざと♡」
バチンと私にウィンクする悠太。
…もうほんと一発チョップしてやろうかこの弟。(笑)
だけどそうする訳にもいかないから、私は悠太のほっぺを指でつつく。
悠太はあの人懐こい笑顔で、うははっと笑った。
「悠太は何してたの？」
YT「俺？俺はアルバム見てた」
「アルバム！？」
YT「うん。最近ジェヒョンが見てたから、俺も探してみたんやけど…」
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れいら(プロフ) - なちゃんさん» コメントありがとうございます!!前回迄に募集していたリクエストを書き終わったら書かせていただきますね！(^^)お気遣いありがとうございます（ ; ; ）これからもご愛顧のほど宜しくお願い致します♪ (2021年6月22日 17時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
なちゃん - いつもお話楽しく読ませて頂いてます！リクエストしたいのですが、たまには紅一点ヌナがジェミンに甘えてみたお話読んでみたいです。お時間あるときに余裕があればぜひお願いしたいです＾＾次のお話も楽しみにしてます！ (2021年6月22日 11時) (レス) id: 0aebfe8a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月20日 0時
