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LH「男だからとか、女だからとか、そういうの気にしなくていいだろ。性別を超えた魅力とか、可能性みたいなのがお前から溢れてるから、事務所の人はAをここに入れただんだろ。『好きなようにやれ、Aの個性を爆発させろ』っていうメッセージなんじゃねーの」
「……、」
LH「別に、遠慮する必要なんて無いからな。肩身狭い思いなんかしなくていいんだよ。人の目なんか気にしなくていいんだよ」
「…人の目…」
LH「…AはAらしくいれば、それでいいよ。それに文句言ってくるやつもここにはいないだろうし。もしもいたら俺が絶対ぶっ飛ばす」
「ちょ、ぶっ飛ばすって！(笑)」
LH「あははっ、…だからさ。大丈夫だって。そんなに怖がんなくても、俺がいるから」
うん、とルハンは頷いて
私の頭を、雑にわしゃわしゃ撫でて。
それでもまだ私が心配なのか、ぐいっと顔を覗き込んでくる。
鼻先が触れそうな距離に、心臓が飛び跳ねそうだった。
私の頭を撫でる手のひらが、その温度が優しすぎて、不意に涙が出そうだった。
…男とか女とか、気にせずに
私の好きに、私らしくやればいい。
遠慮する必要なんて無い。
私が忘れかけていたことを、どうしてこんなに簡単に思い出させてくれるのか。
彼の真っ直ぐな言葉は、まるでいつも私を導いてくれるようだ。
「…ありがと、ルハン。もう大丈夫」
LH「ん、そっか。なら良かった。…ああそうだ、今度の月末評価、誰とやるの？」
「月末評価？私はセフニとやろうかなって…」
LH「え、またセフナ！？」
「だって！…セフニくらいしか、全力で意見ぶつけてやり合える相手まだいないし…」
LH「あ、俺分かったわ。Aが肩身狭い思いしてる理由。ここに友達少なすぎるんだよ(笑)」
「いやだって…みんな全然知らない人だし、レッスン合流したばっかりだし。これからどんどん話しかける予定だけど、どれくらいの人が仲良くしてくれるのか…はは…」
LH「…よし分かった。A、このあと空いてるよな？」
「え？う、うん…」
そう答えると、ルハンは練習室に残ってる練習生を見渡して、声高らかに宣言したのだ。
LH「お前らー！今日はみんなで火鍋食べに行くぞ！俺とミンソギの奢り！！」
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るひょん(プロフ) - 屈強な男のくだりほんとに面白いです笑 ゆたの一言きゅんだしちたぽん可愛すぎてしんどいです！！！！続きを楽しみにしてます！ (2021年10月7日 17時) (
レス) id: c9350dc1af (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - みんははさん» コメントありがとうございます！ぜひぜひお聴きになってください！！(^^)♪ (2021年6月10日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - まこもさん» まこもさん！いつもありがとうございます(^^)ナビソニョっていつ聴いても心が浄化されますよね…。やはりルハンはサンナムジャキャラですよね！！同じで嬉しいです（ ; ; ）いつも本当にありがとうございます、これからもご愛顧のほど宜しくお願いします!!! (2021年6月10日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - これはDon't go を聞くしかないですね！！ (2021年6月10日 7時) (レス) id: bf5897c69c (このIDを非表示/違反報告)
まこも(プロフ) - 読み終わってからずっとナビソニョ聴いてます(/ _ ; )何よりルハンの解釈が完全に一緒で感動しています。これからも一読者として応援しております。 (2021年6月10日 2時) (レス) id: fa4c0f7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月5日 1時
