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振り向いてみれば、決まりの悪そうなドンヒョクが「いや、なんでもない」と笑って誤魔化すように目を背けた。
…ドンヒョガ、さては…
HC「…え、なにニヤニヤしてんの」
「ふふふっ、そういうことだなっ！！分かったよドンヒョガ〜〜〜！！！♡」
HC「えっ、ちょ、うわぁっ！！…大声出したら頭いてぇ〜(泣)」
すぐにさっき座っていた場所まで爆速で舞い戻って、ドンヒョクの手をぎゅっと握った。
驚いたドンヒョクは大声を出したあとすぐ、頭を抱える。不謹慎だけどうるうるの涙目なドンヒョクが可愛くて、頭痛が少しでも
何度も何度も頭を撫でながら、ベッドに頬杖をついて、くしゃりとドンヒョクの髪に触れる。
「…いいよ、ドンヒョガ。ヌナが朝まで一緒にいてあげるね」
HC「っ…… …あのさ、なんで人が気遣って言うのをやめたことなのに分かるのかな…(笑)」
「気なんて私に遣うものじゃないよ」
HC「…ヌナ…」
「“俺だってヌナに甘えたい”って、言いたい時は素直に言いなさい？(笑)」
HC「だから！！それを言うなって話なんだけど… …ってぇ、マジで頭痛い…(泣)」
「ふふふっ、可哀想に(笑)」
HC「絶対可哀想って思ってないだろ…」
しょげるドンヒョクの肩を抱きしめて、その首筋に顔を埋めれば彼から「ハジマァ…」と全然やめてほしくなさそうな声が聞こえて来た。(笑)
太陽をそのまま閉じ込めたみたいな優しい香りは変わらないのに、ごつごつした体の質感には男らしさを感じる。
少しだけドンヒョクの体の成長にはっとしながらも、表情を伺えば…彼の中で本音を解き放とうか、やめようか、まさに迷っている様子。
ドンヒョクって、みんなの前で私にベタベタ甘えることがそんなに無い。
事務所の人や仲のいい他グループの子たちからは、割と淡白な関係って思われてるくらいだ。
だけど…
さっき彼が飲み込んだ言葉に、全ては集約されてる。
ヌナと過ごす時間、本当は欲しかったんでしょ？(笑)
私は全部わかってるよ。
まんまるおめめのドンヒョクに私は微笑みかけて、もう一度彼のことを優しく抱きしめる。
…そうすれば控えめに、だけどすぐに、私の背中に腕が回るんだもん。
やっぱりドンヒョク、可愛くてしょうがないや。
だから今日は一晩中、私が介抱してあげる。
私はドンヒョクの頬を、愛情たっぷりの指先で撫でた。
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るひょん(プロフ) - 屈強な男のくだりほんとに面白いです笑 ゆたの一言きゅんだしちたぽん可愛すぎてしんどいです！！！！続きを楽しみにしてます！ (2021年10月7日 17時) (
レス) id: c9350dc1af (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - みんははさん» コメントありがとうございます！ぜひぜひお聴きになってください！！(^^)♪ (2021年6月10日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - まこもさん» まこもさん！いつもありがとうございます(^^)ナビソニョっていつ聴いても心が浄化されますよね…。やはりルハンはサンナムジャキャラですよね！！同じで嬉しいです（ ; ; ）いつも本当にありがとうございます、これからもご愛顧のほど宜しくお願いします!!! (2021年6月10日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - これはDon't go を聞くしかないですね！！ (2021年6月10日 7時) (レス) id: bf5897c69c (このIDを非表示/違反報告)
まこも(プロフ) - 読み終わってからずっとナビソニョ聴いてます(/ _ ; )何よりルハンの解釈が完全に一緒で感動しています。これからも一読者として応援しております。 (2021年6月10日 2時) (レス) id: fa4c0f7aa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月5日 1時
