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JM side
Aヌナへの想いを大っぴらにするつもりは無かったのに、多分もう知られてしまった。俺が本気だってこと。…何年も一緒にいるあいつらのことだもん。簡単に分かるでしょ。
Aヌナにはむしろそれが伝わっててほしかったんだけど、そんなあなたに限ってうやむやにするから、余計にこの状況がくすぐったくてしょうがない。
ヌナは情けない俺の髪を見つめて手櫛で撫でながら、それでもそっと微笑んだ。
「…一つだけ、訊いてみてもいい？」
JM「え…？」
「いつから、なの…？」
JM「…」
「だって昔は、普通の後輩っていうか…」
JM「いつからなんて正確には覚えてないけれど、」
「…」
JM「ただ…2018年の、あの時」
「…！」
JM「…俺を守ってくれたでしょ。自分の身犠牲にして」
「犠牲だなんて…」
JM「正直、あの頃までは…とっても尊敬してた、信用もしてた、だけど先輩でお姉さん。それ以上の想いを抱いたことは無かった」
「…」
…忘れもしない。
あの頃のことを思い出せば、また胸の奥が切なくなる。
俺がAヌナの手を握れば、またヌナは分かりやすく戸惑った表情を見せる。全く、あなたいつもはみんなに抱きついてばかりなのにね。
俺の方から触れれば、いつも戸惑うのは…自分が抱きつかれたり手を握られたりするのに、慣れていないだけ？
それとも、
俺のことちゃんと男として見てくれてるから、照れてるの？
俺はヌナに微笑みかけて、その大きな瞳を見つめながら指を絡めた。
JM「あの時ね、俺はもしかしたらAヌナにとって、俺は特別な存在なのかもって感じたの。そして、それが嬉しくて…びっくりしたんだ。“俺、Aヌナに特別扱いされて好かれることに、喜ぶんだ”って」
JM「だけど気付いた。Aヌナは他のメンバーのことも同じくらい大好きだし、メンバーみんなヌナのこと大好きだし。その途端、なんかモヤモヤした」
JM「それから俺たちはWe boomの準備期間に入ったでしょ、Aヌナたちはすぐツアーが始まったでしょ。会えない時間がね、俺にもっと気付かせたんだよ」
JM「…Aヌナがそばに居れば、幸せで。離れたら、寂しくて。抱きしめられたら、胸がドキドキして、だけどもっとそうしてほしくて」
JM「いくら経験無い俺でも分かったもん」
JM「…俺、あなたのことが好きなんだな、って」
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れいら(プロフ) - ぬこたさん» コメントありがとうございます！そんなそんな、身に余るお褒め言葉です…こちらこそお読みくださって、こんな風に応援のコメントもしてくださってありがとうございます（ ; ; ）本当に励みになります！！これからも頑張ります！！(^^) (2021年6月2日 19時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます!!ジェミンくんが夢にご出演、、羨ましい限りです、、！！！ (2021年6月2日 19時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこた(プロフ) - いつも素敵な話ありがとうございます（; ; 最新のお話であるとある掲示板読んだ後涙が止まりませんでした泣こんなに忠実に最高なお話をかけるのが本当にすごいです…もう言葉にもできないくらい好きです（ ; ; ）これからも素敵なお話をよろしくお願いします泣大好きで (2021年6月1日 17時) (レス) id: 3435bb4356 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - 大好きなお話です。お陰でジェミンのいい夢が見れました、ありがとうございました (2021年6月1日 12時) (レス) id: 60588e0cf8 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - yoruさん» コメントありがとうございます！身に余るお言葉です…!!!常に私の気分で書いてしまってるお話たちなので、方向性があっちこっち忙しすぎるかなと思っていたのですがそのように言って頂けて本当に嬉しいです（ ; ; ）これからも応援よろしくお願いいたします！！ (2021年6月1日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月30日 2時
