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JO side
「…本当に、お願いだから…無理しないで。……私もう、誰も失いたくない…っ、」
TY「…ヌナ……？」
JH「誰も……？」
Aが咄嗟に口走ったのは、きっと本音。
すぐにはっと口を押さえて、…その発言が誰のことを指してるのか分かるのは、きっと俺だけだろう。
グループをまとめる最年長として、一人の姉貴分として、Aは自分の役割や責務をよく自覚していると思う。
だけど俺たちも今大人になって、色々なことを知って、成長して。それこそ今日のジェノのように、Aの負担をカバー出来るほどにもなってきた。
…もう、あの頃と同じじゃないんだ。
Aも、俺たちも、非力な存在じゃなくなった。
大丈夫、Aには俺たちがついてる。
そんな気持ちを込めて、震えるAの肩を優しく抱いた。
Aはそんな俺の行動に、俺を見上げて。…軽く頷くと、深呼吸をし、改めてテヨンの手を握った。
「…とにかく、絶対安静。これ以上テヨンの腰が酷くなるなんて、絶対嫌なの…」
「早く良くするとか気にしないで、…いや、そう努力したいっていうテヨンイの気持ちは尊重するけど、それで自分を責めすぎないで。あなたのペースでいい。私たちが、そばにいる。…あなたを絶対一人にはしない」
TY「…」
「テヨンイの帰ってくる場所は、私が絶対に守るから。だから今は、自分のことだけに集中して。ずっと、想っているから。きっと大丈夫だから…！」
…ずっと、心細かっただろう。
現場から抜けて、病院に直行して、マネージャーも居ない中…こんなに広い宿舎で一人。
まだ公式にテヨンの休養は発表されていないけれど、人々の失望を一身に追うその細い体は、悲鳴を上げていたはずだ。
テヨンの中で何かが切れたんだと思う。
その大きな瞳に、一気に涙が浮かんだ。
TY「っ……、Aヌナっ……！」
DY「…ヌナの言う通り。俺たちがヒョンについてる」
JW「大丈夫。…きっと全部、うまくいくよ…！」
HC「ここは弟たちに任せて、しっかり休んでくれたら僕らはそれでいいから！」
TY「……みんな、ありがとう……っ…、」
「…テヨンア、おいで」
Aが優しくその腕の中に、横たわったままのテヨンの肩を抱きしめれば、
テヨンの震える手も、Aの背中をぎゅっと抱き寄せた。
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れいら(プロフ) - にむさん» コメントありがとうございます!!お喜び頂けて嬉しいです（ ; ; ）これからもルハンくん出演する予定ですのでぜひお楽しみに！(^^) これからもご愛読のほどよろしくお願いいたします!!! (2021年5月30日 9時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ルカさん» ルカさん今回はリクエストありがとうございました!!(^^)お楽しみいただけたでしょうか、、？そのようなご感想を頂けてこちらは感無量です（ ; ; ）お気遣いもありがとうございます！！これからもよろしくお願いいたします！(^^)♪ (2021年5月30日 9時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
にむ(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！今はnctペンですが、kぽにはまったきっかけがルゥちゃんだったのでお話に出てきてとても嬉しいです（ ; ; ）これからも更新楽しみにしております！ (2021年5月29日 1時) (レス) id: a48024efc5 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - わー！！ルーカスのお話ありがとうございます！読んでいる間、ルーカスが実際に目の前にいるかのような素敵な時間を過ごさせて頂きました！この作品に出会えて幸せです！これからも無理なく、活動なさってくださいませ。陰ながら応援しております。 (2021年5月28日 23時) (レス) id: 321cd616f5 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 矮楼さん» コメントありがとうございます！これからもルハンくん出演する予定なのでぜひ見守って頂けたらと思います(^^)お気遣いありがとうございます！！ (2021年5月28日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月23日 13時
