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そこの角を曲がれば、
……ここはパリの街角ですか？？？？？？？
そう声を大にして言いたくなるくらい、街の雰囲気全てを呑み込んでスマートに佇むチタの姿があった。
今回のカムバのためにかなり伸ばした黒い髪をくくって、花柄の目立つオーバーサイズのシャツ、開いた胸元に煌めくネックレス。
誰もが二度見せざるを得ないほどのオーラを放っているのに、
私を見つけた瞬間、いつもの無邪気な笑顔を見せて
首を少し傾げて、私にウィンクを飛ばす。
…ちょっと待て、その手には…薔薇の花束。
どれだけ大袈裟なのよ！！！！！！(笑)
「ちょっとチタ、それ持ってたらめちゃくちゃ目立つ！(笑)」
TN「うふふっ、ハニーおはよ〜！！はいこれ、デート記念にキミにプレゼントっ♡」
「もう… ふふっ、ありがとう！わぁ、いい香り…」
TN「…Aこそ、いい香り」
「あ、気付いた？…って、」
ああ、薔薇の香りに夢中になって隙を見せたらこうだ。
チタは私の後頭部に手を添えて、そっと私のことを抱き寄せると
私の首筋に顔を埋めて、柔らかく微笑む。
TN「これ、テンの香水でしょ♪ってことは、今日は気合い入ってるってコトでいい？さすがマイハニー♡」
「いいかいチタポンや、ここは公共の場で多くの一般の方々もお通りになる人目につく場所なんでございますよ、そんなところで脇目も振らずにかようなスキンシップをとられますとですね、」
TN「ゴチャゴチャ言わないでよ、愛してる人にはストレートに愛を伝えるのがボク流なの！」
だからね、
チタはそう、また意味深に微笑むと
私の頬にチュッと音を立ててキスをした。
TN「…こんな風にボクはキミへ愛を伝えるよ。フフフッ、今日も可愛いね、A♡」
…ダメだ、今日一日私は無事でいられないかもしれない。(笑)
さっきからどっくんどっくんうるさい私の心臓。何チタを相手にときめいてるんだろう。
……ううん、本当は楽しくて嬉しい。
一寸先にあるチタの尖った鼻先に、私は「もうっ」と彼を嗜めるように人差し指を突いて。
チタもまた、はしゃいだ笑い声を溢した。
差し伸べられた手に、素直に手を重ねれば
チタはさりげなく指を絡める。
私もそっと、その手を握り返して
薔薇の花束を胸に抱えると、チタの隣を歩き出した。
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れいら(プロフ) - えるちゃんさん» コメントありがとうございます!!笑 このワードだけで誰か分かるえるちゃんさんの知識も豊富な素材を提供してくれるnctも本当にすごいと思います!!!笑笑 (2021年5月17日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
えるちゃん - 面白くない人wwwwwwマカオの変な人wwwwwww間違いないですwwwwwww雑すぎて好きwwwwwww (2021年5月17日 15時) (レス) id: 905bdade2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月15日 13時
