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YT side
ビクッと震えたAは、驚いたように俺を見上げる。
その大きな瞳は空の色をしていて、
長い睫毛は、俺の心を無邪気に飛ぶ蝶の羽みたい。
「えっ、」
YT「なあA、案内してよ」
「案内って… それならみんなも一緒に、てか手…！」
YT「…まだ分からんの？」
「…なによ」
YT「俺、Aと二人きりがええねんけど」
「っ…！」
…こういう時、あからさまに照れる。
ぱっと赤くなった頬が可愛くて仕方がない。
へにゃへにゃになった表情を隠すように、俺が握っていない方の手で顔を隠すA。
俺はわざとわははと茶化すように笑いながら、くすぐったくなった雰囲気を和らげてあげる。
顔を上げたAは、呆れたように笑った。
「…しょうがないな。案内してあげるから、手ほどいて？(笑)」
YT「絶対嫌や！今日はこのまま！」
「中本！！！！！！！！」
YT「悠太って呼べよ、A」
「〜〜〜〜〜〜っ！！！」
YT「何照れてんの。俺のこと好きなん？俺はもちろんAのこt」
「その先は言わなくていい！！！行くよ悠太！！！！！！(泣)」
YT「やった〜〜〜♪」
今日は俺の優勢みたい。(笑)
別にいつでもAのこと独占していたいわけとちゃうんやけど、
…Aの可愛い顔は、俺が一番知っておきたいねん。
真っ青な空。
俺の頭ひとつ低いとこで煌めく白い髪。
無意識に口元が緩んで、結局花よりもAを見つめてる。
…幸せやな、俺。
YT「A、ここの虹みたいな花畑の花はなんなん？」
「紫はラベンダー、白はカスミソウ。赤やオレンジはポピーだよ」
YT「入口の方にあったのは？」
「チューリップとかビオラとかマリーゴールド！」
YT「めちゃくちゃ詳しいな、さすが花屋の娘(笑)」
「え、覚えてたの？」
YT「覚えてる。…Aが話してくれたことは、大体覚えてるよ」
爽やかな風が吹けば、花たちが揺れる。
空を泳ぐ白い雲たちと、夏の香り。
花の匂いに目を細め、「そっか」と小さく呟いて嬉しそうに笑ったA。
俺も微笑んで、その柔らかい手を少し強く握り返した。
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れいら(プロフ) - えるちゃんさん» コメントありがとうございます!!笑 このワードだけで誰か分かるえるちゃんさんの知識も豊富な素材を提供してくれるnctも本当にすごいと思います!!!笑笑 (2021年5月17日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
えるちゃん - 面白くない人wwwwwwマカオの変な人wwwwwww間違いないですwwwwwww雑すぎて好きwwwwwww (2021年5月17日 15時) (レス) id: 905bdade2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月15日 13時
