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XJ side
『お待たせしました〜、ミントチョコとストロベリーのお客様！』
「あ、はーい！」
XJ「ありがとうございます。…このさくらんぼは？」
注文していた２つのワッフルアイスを受け取ると、アイスの頂点にホイップクリームとさくらんぼが乗っていた。…メニュー表の写真には無かったはずだけど。
店員さんを見上げれば、彼女はふふっと微笑んだ。
『あの、…テレビで拝見したことあります！お二人があまりにもお似合いなので、サービスです♡』
「あら、ありがとお姉さん♡」
XJ「ちょっとヌナ！！！俺たちなんか誤解されて… あの、僕たち付き合ってるとか、そういうのじゃ、」
『あ、そういうの大丈夫です！私ネットに書き込んだりとかしないんで！』
「あらァ〜、助かるわァ気利くわァ〜〜〜」
XJ〈ちょっとヌナ！！！本気で変な噂流される！！！！！〉
「おねーさんありがとうございます♡」
『いえいえ♡』
XJ〈あんたらなんなんだよ！！！！！(泣)〉
なんか今日はもう心が泣いてばっかりだ。(泣)
女性特有のノリなのかなんなのか知らないけど、店員さんと意気投合したようなヌナの笑顔は…それはもう悪い顔だった。
俺はタジタジになりながら浜辺へと戻る。
すぐにヌナも俺のあとについてきて、海を背景にしながらアイスクリームの写真を撮った。
「ドジュナ！こっち寄って！」
XJ「え、アイス溶けちゃいますよ！」
「だから早く、ほらもっと寄って！」
全くもう、しょうがない。(笑)
アイスが見えるように持ちながら、ヌナの肩を少しだけ抱き寄せた。…こんなに華奢だったっけ。
ヌナはこんな時に限って、少し驚くような顔をする。
果たして彼女はどこまでがわざとで、どこからが無意識なんだろう。
少しはにかんだその表情は、夕陽よりも眩しく俺を照らすみたい。
「…よしっ、食べよ！！」
XJ「そうですね。いただきます！」
〈ドジュニノモヒトクチクレヨナ〉
XJ〈分かってる、ヌナのもちょうだい〉
たかがアイスごときで、なんて言い方は悪いと思うけれど
アイス、そしてたかが俺が隣に居るだけで、
どうしてAヌナは…そんなにも幸せそうに笑ってくれるんだろうか。
「…やっぱりドジュニが隣にいると、無条件で楽しいなぁ…」
…どうして。
こんなにも、あなたが俺を愛してくれてることを、真っ直ぐに実感させてくれるんだろう。
こんなに幸せなことって、無いよ。
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れいら(プロフ) - えるちゃんさん» コメントありがとうございます!!笑 このワードだけで誰か分かるえるちゃんさんの知識も豊富な素材を提供してくれるnctも本当にすごいと思います!!!笑笑 (2021年5月17日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
えるちゃん - 面白くない人wwwwwwマカオの変な人wwwwwww間違いないですwwwwwww雑すぎて好きwwwwwww (2021年5月17日 15時) (レス) id: 905bdade2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月15日 13時
