愛情はチェリーフレーバー ページ17
.
XJ side
XJ「…一つ確認してもいいですか？」
「よき」
XJ「…ここ、俺たちの宿舎ですよね？」
「んだ」
XJ「…じゃあどうしてAヌナは事前に特に連絡を入れることもなくパスワード解除して我が物顔でここへ上がり込み、特に何も言わず我が物顔で俺のスリッパを使い、無言で俺が横になっていたのを蹴落としてソファーを陣取り、無言で俺が使っていた毛布を全部剥がして自分に巻き、無言で俺が大切に取っておいたケーキを食べ、無言で俺のアカウントでNETFLIX見ながら俺のアカウントで通販して、そしてどうしてベラは俺よりあなたに懐いているのでしょうか？」
「あ、この美顔器買お」
XJ「話聞いてください！！！！！！！(泣)」
この30分で何が起こったかは上で説明した通りだ。
俺はもう開いた口が塞がらなくて… はぁ。
宿舎を引っ越し、ヘンドリーは別の用事で外に行っていたため、一人の自由な時間をのんびりと愛しのベラと共に過ごしていたんだ。それはそれは優雅な午後3時。
インターフォンが突然鳴って、何か頼んでいたものはあったっけとモニターを確認したらそこにはAヌナがいた。少しびっくりしたけど、何か用事でもあるのかとエントランスの扉を開けようとして… ヌナが爆速でテンキーを打ちエントランスのロックを解除していた。………え？ってなるよね？？？
何が何だか分からないうちに今度は玄関の方からガチャガチャと物音が聞こえてきて、俺は咄嗟に自分の身を守ろうとソファーに戻った。少ししてヌナが思いッッッッッッきり自分の家みたいにリビングに上がってきて、ただただ何も言わずに俺をソファーから蹴り落として毛布を強奪すると、ベラと遊び始めた。俺の思考回路はこの辺で停止した。あとのことはもう何も聞かないでくれ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいら(プロフ) - えるちゃんさん» コメントありがとうございます!!笑 このワードだけで誰か分かるえるちゃんさんの知識も豊富な素材を提供してくれるnctも本当にすごいと思います!!!笑笑 (2021年5月17日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
えるちゃん - 面白くない人wwwwwwマカオの変な人wwwwwww間違いないですwwwwwww雑すぎて好きwwwwwww (2021年5月17日 15時) (レス) id: 905bdade2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月15日 13時
