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私の言葉に頷き、それじゃあスタジオの方先に行ってるよ、とEXOのみんなが去っていく。
その後ろ姿が見えなくなるまで手を振って、私は大きな花束を二つ抱えたままほっこりしていた。
SC「あっ……そう言えば。」
「ん？どしたの尊」
SC「シウミン先輩はどこにいるんですか？」
「おっ！気付いたんだね。ミンソギオッパは…」
その名前を出した瞬間。
XM「A〜、ちょっといい？」
「オッパ！！！！！♡」
声が聞こえたから振り返ると、台本を持って微笑んでいるミンソギオッパの姿があった。
何を隠そう、今日のショーケースはスカイブルーのスーツに身を包んだオッパがMCをしてくれるのだ。もちろん私のリクエストを会社に通してもらった。(笑)
尊は「なるほど！」と呟いて微笑む。
私は彼に頷いたあと、オッパのもとへ駆け寄った。
XM「ちょっと改めて確認したいことがあって。…てか、さっきもしかして…いやもしかしなくても、ベッキョニたち来てた？(笑)」
「うん！うるさかったからすぐ分かったでしょ(笑)」
XM「あいつらのやかましさはいつどの時代でも健在だからね。…いや、そうじゃなくて(笑)」
「うんうん(笑)」
どうやら進行に細かい修正点があったようで、もう一度オッパと確認し直す。
オッパがこんな風に誰かのオンラインショーケースでMCをすることは初めてらしい。
“俺を選んでくれて光栄だよ”って、笑ってくれたミンソギオッパの表情が忘れられない。
きっと色々な思いを抱えて、喜んで引き受けてくれたんだろうから。
和やかな雰囲気の中でも真剣なときは真剣に。
スムーズな生放送のために何度も確認をする。
…そして私は完全に、こっちに気を取られていたんだ。
いつもなら絶対気付くその気配にも、全く気付かないくらいに。
XM「よし！これでいいね！」
「うん、じゃあ本番はこれで…」
『えっと〜、お仕事中失礼しまーす』
「えっ？……えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ！！！？！？！！？！？」
XM「…Aのやかましさも健在だった。」
チャッカンマンニョ！！！！！！！！？！！？
ど、どどどどどど、どうして……
「テミンちゃん！！！！！？！？！！？」
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れいら(プロフ) - akkoroさん» ご感想ありがとうございます！本当にいつかウィンウィンも居るイリチルがもう一度見たいですね泣 いえいえ、こちらこそこの小説をお読みくださってありがとうございました💖またいつか素敵なお話を提供出来るよう頑張ります😊💚 (2021年11月23日 21時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
akkoro(プロフ) - ウィンウィンのいるイリチルの姿に泣きながら読みました。今はまだ実現しないけどいつかメンバー全員が揃ってのパフォーマンスを見たいと願っていますが先に描いたくれてありがとうございました！言葉にすること、願う事、これ大事！と思いました。ありがとうございます (2021年11月23日 12時) (レス) @page50 id: 79727b217b (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - SFさん» SFさん、これまでも沢山の応援本当にありがとうございました！SFさんらしき方からのご感想、しかと受け取りました…!!（何せフォームが匿名なもので笑） 本当に沢山感想を頂けてモチベーションになっていました^^ お付き合い頂きありがとうございました！！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - れなさん» 返信遅れました🙇🏻♀️テオヌナロス…とっても嬉しい言葉をありがとうございます！😂❤️またいつかカムバするかもしれないので、お楽しみにして頂けたら嬉しいです！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - お話の最後、終わり方まで美しかったです。（Googleフォームに激長の愛を回答したのにこの一文を入れ忘れました。）とりあえず薔薇の件は人生辛くなる度に読み返すことにします！！！ (2021年11月21日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年11月11日 22時
